「何じゃこりゃ～～～～～！！」

アラバが、ヘビメタをしているようにカービィの挟まった首を上下に激しく振る。

「ギャー、頭が～～～～…………うっぷ……………気持ち悪っ…………」

「おいっ、止めろ！！吐くな！！」

と、言いながらなお首を振りつづける。

「うっ、もう無理………おえぇぇぇぇぇぇぇぇ……」

ゴトゴトゴトゴト

全く消化されていない物がたくさん出てきた。

「何これ…」

大和が不思議そうにカービィに聞く。

「僕が吸い込んだ物全て……うぷ……」

ぐた～～～

カービィは顔を青くして、ぐったりした。

「頼む世道、取ってくれ。」
「一応やって見る。」

俺はアラバの背中にのり、角に足をかけてカービィを掴み、思いっきり引っ張った。

「無理」

「諦めんの早っ！！」

「お前の本に、物を取り外すものないの？」

俺がアラバの本を指差す。

「なるほど！！！」

ペラペラペラペラペラペラペラ(探し中)











「あったぞ！！」

するとアラバが、雷で魔方陣を書き始めた。
その完成した魔方陣にアラバが乗ると、魔方陣が赤く光り始めた。

ズボッ

「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ……」」

アラバとカービィは、魔方陣の中心に引きずりこまれた。

「「「「「・・・・・・・・・」」」」」

暫しの静寂

「あれ？」
「何が起きたんだ？」
「今地面に引きずり込まれなかったか？」

次々と？の言葉が上がる

すると、10m位の位置に魔方陣が2つ現れ、右からアラバ、左からカービィが落ちてきた。

「「うわ～～～～～～」」

ドスッ
ポニョ

「取れてよかったね。」

俺はこの言葉しかかけられなかった。