| ||
(4時間15分前に更新) |
【名護】市東江の特産品メーカー「渡具知」の渡具知豊社長は6月22日、沖縄タイムス北部支社を訪れ、ビールにシークヮーサー果汁を混ぜたビアカクテル「シーサーガフ」を通して集めた東日本大震災の義援金が、昨年12月からことし3月までに6万円になったことを報告した。岩手県大船渡市の復興に取り組む「大船渡屋台村」に寄付する。
同社はやんばる産シークヮーサーに寒天などを加えた「シーサーガフの素」を県内100店舗、県外200店舗に販売。各飲食店が「シーサーガフ」として提供し、1杯に付き1円を被災地に寄付する「東北チバリヨー~みんなでガフガフ飲んで情熱を届けようプロジェクト」を展開している。
「シークヮーサー大使」を務めるタレントのパッション屋良さんが「被災地のため力になりたい」と渡具知社長に持ち掛け、渡具知社長も「生産農家の意欲向上にもつながる」と引き受けた。
シーサーガフはクリーミーな泡と、爽やかな酸味があり、女性を中心に人気が高いという。パッションさんは「やんばるシークヮーサーのビアカクテルを多くの人に飲んでもらい、復興を支援したい」と話した。
プロジェクトは継続中で、参加店舗を募集している。問い合わせは同社、電話0980(54)0063。