中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

シェネル 洋楽初レコチョク2週連続3冠

2012年7月5日 紙面から

AI、いきものがかりの音楽が好きというシェネル。「思いつきだけど私とAKBがコラボしたら、とても面白いんじゃない?だれも考えないわよね」とおどけてみせた

写真

 マレーシア出身で米ロサンゼルス在住のR&Bシンガー、シェネル(29)の新曲「ビリーヴ」がレコチョクの週間チャートで2週連続3冠を達成したことが4日、分かった。洋楽アーティストの2週連続3冠は初めての快挙だ。

 曲は、4日発売の4枚目のアルバム「ビリーヴ」のリード曲で、映画「BRAVE HEARTS 海猿」(13日公開)の主題歌。チャートで首位を獲得したのは、「シングル」「歌詞」「メロディーコール/待ちうた」の3部門。邦楽のビッグネームでも2週連続3冠は、なかなか達成できない中で、シェネルの勢いを証明するデータになった。

 昨年、カバー曲「ベイビー・アイ・ラブ・ユー」が約200万ダウンロードを記録、結婚式ソングとして人気に。さらに、Jポップのカバーアルバム「ラブ・ソングス」が35万枚を売り上げるなど大ブレーク。今回は、EIGO、Jeff Miyahara、 TAKAROTといったR&B系の日本人トッププロデューサーを迎え、日本のクリエーターとオリジナルのJポップアルバムを制作するという初めてのチャレンジだった。

 「ビリーヴ」には、格別の思いがあるという。「いろんなバージョンで何度も歌い直したの。完ぺきなものに仕上げたかったから。オーケストラの人たちがナマで演奏する中で歌ったのも、すごく思い出深いわ」

 抜群の歌唱力が、映画のクライマックスを盛り上げるだけに、公開後はさらなるヒットになりそう。「このアルバムには、年齢、性別に関係なく誰でも1曲は共感していただける曲があると思う」という通り、各曲の完成度の高さが、アルバム全体のクオリティーにつながっている。

 英語と日本語をミックスして歌う曲もあるが、「マレー語と日本語は似ているところがあるから、自然にできた」という。部分的に苦労はあったようだが、完成品は耳に心地よい仕上がりだ。

 初の日本ツアーは、8月19日名古屋ダイアモンドホール、同22、23日東京・Zepp Tokyo、同24日大阪なんばHatchで。

 ◇シェネル 1983年3月10日、マレーシア・コタキナバル生まれ。父親がカラオケ・バーを経営する影響で歌って踊るのが大好きに。10歳以後オーストラリアに移住。H・ヒューストンの影響で、本格的に音楽の道へ。ネットを通じてNYの大物プロデューサーに発掘され、2007年メジャーデビュー。日本でもデビュー後、これまで20回以上来日。159センチ、血液はO型。6日NHK「あさイチ」で生歌を披露する予定。

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ