FC東京のポポヴィッチ監督が4日、神宮球場で行われたヤクルト−中日戦で始球式に初挑戦した。野球経験はなく、前日に初めて、阿久根社長から投球の手ほどきを受けたというが、見事にノーバウンドでヤクルト・小川監督を空振りに切った。「野球は全然分からないが、想像以上に楽しかった。お互い協力して、首都東京のスポーツを盛り上げたい」と笑顔で話した。ヤクルトとは、東京をフランチャイズにするチーム同士として2006年から協力関係にあり、昨年8月30日には、早実から早大、東京ガスで外野手として活躍した阿久根社長も始球式を行っている。