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益川さん“血湧き肉躍る思い”7月4日 18時30分
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素粒子研究でノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構の益川敏英機構長は、大学の教室で研究者や学生と一緒にインターネットを通じて今回の発表を見守りました。
記者会見した益川さんは、今回の発見について、「昔はデータの精度がもっと低い中で新しい粒子が見つかったとしていたが、今回の実験のデータの美しさを見ていると、若い人たちの時代だなと感じた。理論物理学をやってきた立場からいうと、あるべきものがあったわけだから、ヒッグス粒子が見つかったこと自体はそれほど驚いていない。ただ、今回の実験のデータを詳しく解析すると予想外の現象がたくさん含まれているはずで、それを考えると血湧き肉躍る思いがする」と話しています。
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