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第3話『転入と邂逅』
私立聖祥大附属小学校。
いわゆる進学校の類いの学校である。垣根帝督は制服は長点上機のままで指定されていたクラスに行った。だが妙な違和感を感じた。早速、周りに悟られぬように警戒しつつ解析、逆算用の未元物質(ダークマター)を学校中に散布した。
解析結果は、約二名の生徒から解析不能の莫大なエネルギー反応を確認した。奇しくも同じ小学三年生で同じクラス。名前は『高町なのは』と『海原光貴』。垣根は机に顔を寝そべらせて寝たふりをし、仮に『アンノウン』と名付けたエネルギーの内容等を調べるために逆算する。だが・・・・・・・「(・・・・何!?逆算がうまくいかないだと?まさか原石?第七位のような出鱈目なヤツみたいなのか?・・・・それとも・・・)」なんて思考を巡らせている間に自己紹介が始まっていた。え?始業式はどうしたかって??当然サボりました♪自己紹介は席の前から縦に順番なので一番後ろで角にいる垣根は必然的に一番最後になる。



「アリサ・バニングスよ、これから一年、よろしく頼むわ」


「月村すずかです。一年間よろしくお願いします。

「高町なのはです。今日から一年間よろしくお願いします」


海原光貴(うなばらみつき)だ。よろしくな」ニコッ

担任「最後は垣根君ですね、・・・・・・・あれ?垣根君?」

ムクリ「(やべっ、演算に夢中になってやがった)すみません、垣根帝督。よろしく」

なぜか制服が違う上、自己紹介が簡潔過ぎたためか、それだけ?っと言わんばかりにクラス一同が垣根帝督に注目する。

「ちなみに、何故垣根君だけ制服が違うのには理由がありまして、彼は去年まで学園都市の長点上機学園に通っていまして、留学する形でここに来ました。本人の希望で長点上機のもののままということです」
担任が出席簿に記載されていた説明を読み上げる。
注目されてるみてえだな、めんどくせえことにならねえといいが・・・・・・・・


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