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アラファト議長は「毒殺の可能性」 中東テレビ報道
遺品から致死性の放射性物質検出

2012/7/4 10:32
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 中東の衛星テレビ、アルジャズィーラは3日、2004年に死去したパレスチナ自治政府のアラファト議長(当時)の死因について、致死性の放射性物質ポロニウムで毒殺された可能性があると報じた。アラファト氏の血液や汗、尿が付着した衣類などから高い濃度のポロニウム210が検出されたという。

 アラファト氏は04年10月にヨルダン川西岸ラマラの議長府で体調を崩し、11月11日、搬送先のパリ郊外の病院で、75歳で死去した。死因は不明で、当初から毒殺説も取りざたされており、今回の報道であらためて論議を呼びそうだ。アルジャズィーラは、毒殺だった場合の犯人像には触れていない。

 アラファト氏の妻だったスーハさんが、病院から渡された遺品の歯ブラシや衣類などをアルジャズィーラに持ち込み、スイスの研究所でポロニウムが検出された。ポロニウムは、ロシアの元情報機関員が06年にロンドンで毒殺された事件で使われたことで知られる。

 スーハさんが今になってアルジャズィーラに遺品を持ち込んだ理由は不明。スーハさんは自治政府に、ラマラに埋葬されたアラファト氏の遺体を掘り起こし、骨などを鑑定するよう求めている。スーハさんは長年、自治政府との確執が指摘されている。(カイロ=共同)

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