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尖閣沖合 日台の巡視船が接触7月4日 18時30分
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4日朝、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、台湾の活動家が乗った船が日本の領海内に入りましたが、およそ5時間後に領海の外に出ました。
この船が領海の外に出たあと、日本の接続水域で、船の周りを航行していた台湾の巡視船と海上保安本部の巡視船が接触しましたが、けが人は出ていないということです。
4日朝7時すぎ、沖縄県の尖閣諸島の魚釣島の沖合で、台湾の活動家が乗った遊漁船1隻が日本の領海に入ったのを第11管区海上保安本部の巡視船が確認しました。海上保安本部が領海から出るよう無線などで警告を行い、船はおよそ5時間後の正午ごろ、領海を出ました。
船は、その後、午後3時前に日本と台湾の中間線を越え、台湾方面に航行しているということです。この船の周りでは、台湾の巡視船4隻が航行していましたが、海上保安本部によりますと、船が領海の外に出たあと、日本の接続水域で台湾の巡視船と海上保安本部の巡視船「みずき」が接触したということです。
この接触で、「みずき」の船尾の塗料が一部剥げましたが、けが人などの大きな被害は出ていないということです。
また、台湾の巡視船4隻は、活動家が乗った船とともに一時、日本の領海に入り、このうち1隻は海上保安本部の警告に対し、電光掲示板で『ここは自分たちの領海だ』とする表示を出したということです。
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