「インバウンドマーケティング」と僕が平日の昼間からボケーッと海外ドラマ観てても仕事の依頼を得られる理由

2012/01/20


デジタルマーケティングの手法の一つに「インバウンドマーケティング」というものがあります。


例によって定義はあってないようなものですが、「オンライン/オフラインのコンテンツを用いて、見込み顧客を集める手法」とでも言えるかと思います。


ものすごく手抜きな図で解説すればこんな感じ。自ら行くのではなく、自分のところに「来てもらう」マーケティング手法です。


商材にも寄りますが、インバウンドマーケティングは、


①自社の商材に関心が高い人を集めることができる
②コンテンツを通して顧客の「教育」を行うことができる
③営業の時間効率が良い
④コンテンツを創れる人さえいればよいので、比較的低予算で実施できる
⑤業界内のリーダーシップを築ける(いわゆる「Thought Leadership」)

といったメリットがあり、「アウトバウンド」の飛び込み的な営業に比べて、良質な見込み顧客の獲得が可能です。特に、専門性の高いB2B商材(コンサルなど)なんかが相性良い手法です。


僕はインバウンドマーケティングを意識してブログを書いておりまして、それが人ひとり食べていける理由になっています。


例えば「ソーシャルメディア 政治」で検索すると、多分僕のブログが一番上に来ると思います。このキーワードからは実際に3件ほど取材・講演依頼を頂いています。


「フェイスブック 企業事例」でも上位に出ます。広告出してリードを取ろうとしている人がいることを考えると、広告換算で結構得している計算になります。


面白いところでは、「会社 辞める」でも上位に表示されます。このキーワードからは、月間で250程度訪問があります。


2年以上ブログを書いていると、こういった検索経由の流入が、座布団式に積み上がってがいきます。


そんなこんなで、僕のブログは検索経由で月間2万程度の訪問数があります。キーワードの取り方次第ではもっと効率よく嵩上げできるはずです。

ボケーッとHuluで「24」を観てても、誰かが僕の真面目な記事を読んでくれているのです。そしてそれが、0.001%くらいの割合で仕事につながります。これが僕が考える「インバウンドマーケティング」です。


コンテンツを作り続けるのは容易ではありませんが、自分の専門性を高めつつ、それをブログのような形で発露すれば、十分に実を結びます。ブログを書くのが苦手であれば、コミュニティや勉強会を主催してみても良いでしょう。


…というわけで、特にブログやオンラインコミュニティを使ったインバウンドマーケティングについて興味がある方は、お仕事としてサポートしておりますのでお気軽にお声がけくださいませ( nubonba@gmail.com )。そんなインバウンドマーケティングの記事でした。