高麗大医学部の元学生3人が同期の女子学生にわいせつな行為をした罪で起訴された事件で、大法院(最高裁判所に相当)は28日、A被告(24)に懲役2年6月、B被告(26)に懲役1年6月とした下級審の判決を支持した。同じ罪で起訴されたC被告(25)は二審で懲役1年6月の判決を受け、上告を断念したため、刑が確定している。
大法院は「3人が共謀し、酒に酔って抵抗できない被害者にわいせつ行為を加えたという起訴事実を有罪と認めた下級審の判決は正当だ」と説明した。
3人の被告は昨年5月、京畿道加平郡のキャンプ先で、酒に酔って寝ていた同期の女子学生(24)に2度にわたりわいせつ行為を加え、携帯電話やデジタルカメラでその様子を撮影した。高麗大は昨年、この3人に再入学を認めない除名処分を下した。