計画停電対象日は弁当持参 大津の小中学校
節電期間初日の2日、給食の調理場が計画停電の対象になった大津市内の11小学校と1中学校で給食が休止になり、子どもたちは弁当を持参した。
大津市では、3カ所の共同調理場で市立小学校の給食をまかなっている。停電すれば煮炊きなどができなくなるため、9月7日までの節電期間中、午前中に停電が計画されている日の給食は、停電の実施の有無にかかわらず休止する。
この日は、南部学校給食共同調理場(同市音羽台)と、独自に調理している志賀中の給食が休止された。同市光が丘の晴嵐小では、全校児童900人が持参した弁当を、校内で唯一エアコンが設置されている図書室に集めて保管。昼食の時間になると、各教室や屋外の日陰で児童らが弁当を広げた。
4年の南部陽さん(9)は「計画停電になったら大変だけど、外で食べると風が気持ち良くてうれしい」と笑顔で話していた。
【 2012年07月02日 23時26分 】