上杉隆の東京脱力メールマガジン
元ジャーナリスト上杉隆の新たな挑戦!政治からゴルフまで大手メディアが取り上げることのできないニュースを続々配信します。他メディアでは絶対に知りえないスクープも、権力からの圧力に屈することなく、真相をお伝えします。
【著者紹介】 上杉隆
元ジャーナリスト(無所属/内閣総理大臣非公認): 1968年福岡県生まれ、東京都育ち、のち放浪。ホテル、テレビ、衆議院議員事務所、米紙東京支局等を経て、2002年よりジャーナリストとして活動。同年「第8回雑誌ジャーナリズム賞企画賞」受賞後、「4D政策」。2003年、全日本パブリックゴルフ選手権予選落ち、北朝鮮入国、イラクは失敗。2004年、入院@パリ&東京、リハビリ@山梨&軽井沢。2005年より「Stoic & Luxury」を標榜し、本ブログを開始。「東京脱力新聞」「週刊東京脱力」「東京脱力新聞2.0」を経て、2009年「Stoic & Luxury」の新境地へ。
【サンプル】
Vol.130
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上杉隆の東京脱力メールマガジン
『小沢新党は野田政権、消費増税、原発政策を終焉させるのか』
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きょう小沢グループ50人が民主党を離党した。これによって政局は一気に混
迷の色を深めている。
野田政権の存続にも黄信号が灯った。しょせん政治は権力闘争である。消費税
法案はもちろん重要だが、場合によってはそれさえもチャラになるほどの波乱
が訪れるかもしれない。
小沢一郎氏はいったい何を狙っているのか? 元政治ジャーナリスト、元国会
議員として、久しぶりに政局記事を書く時期がきたようだ。
小沢新党は50人の船出となる見込みだが、実はポイントはそこではない。問
題は、そのうちの衆議院議員の「38」という人数である。
新党結成の成否は現時点でもはや重要なニュースではないだろう。注視すべき
は今後、「内閣不信任案の提出」があるのかないのか、それに尽きる。
内閣不信任案は一国会につき、一会派、一回だけ提出できる。提出には提出者
と50名の賛同者、つまり51人の衆議院議員を必要とする。ということは現
時点では、小沢新党だけでの内閣不信任案の提出は不可能ということになる。
もちろんそれは小沢氏も織り込み済みだろう。そこで、その前段階として、小
沢氏は明日にでも「新党きずな」「新党大地・真民主」との統一会派協議に入
り、即日、発足させることだろう。
それぞれ「きずな」は9人、「大地」は3人の衆議院議員を擁する。これで
「小沢新党」と合わせると50人になる。提出者を考えると「51」には一人
足りないが、そこはすぐにクリアできるだろう。
具体的には、亀井静香前国民新党代表、田中康夫新党日本代表、鳩山邦夫元総
務大臣などの中から
…
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