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【プロ野球】

村田が三浦に先制口撃 巨人戦はいつもやられている

2012年7月4日 紙面から

DeNA−巨人戦が雨天中止となり、引き揚げる際にDeNA・三浦(右)にあいさつする巨人・村田=横浜スタジアムで

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 巨人の村田修一内野手(31)が3日、古巣のエース・三浦に“先制口撃”を仕掛けた。4日にスライド登板が決まった三浦について言及し「去年まで後ろで守っていましたけど、巨人戦はいつもやられているイメージがある」とニヤリ。対巨人10連敗中の三浦に、毒ガス攻撃でプレッシャーをかけた。

 前日はゴンザレスがリーゼントヘアをかけた“髪切りマッチ”を提案してハマの番長を揺さぶったが、村田も負けていなかった。紅白戦などでも対戦はないといい、文字通りの初対戦。「僕の苦手なコースも好きなコースも分かっていると思うけど、こちらもイメージはある。どっちもどっちじゃないですか」と舌なめずりした。

 昨年までは同じチームのエースと4番。4年連続最下位のチームをともに支えてきた村田と三浦には浅からぬ因縁もある。2008年オフ。2年連続本塁打王に輝いた村田が「今年だって投手が良ければもう少し上に行っていた。来年も投手次第」などと発言すると、三浦は「村田に言われっぱなしじゃなく来年は投手で何とかする。抑えるから打ってくれよ」と反撃。投打の柱として、お互いに刺激を与え合ってきた。

 もっとも、相手は通算150勝にあと1つと迫る大投手だけに、リスペクトも忘れない。「コントロールが良いので、何を狙っていくかしっかり決めていかないと。対戦するのはホント楽しみ」と村田。雨天中止が決まり、球場を引き揚げる際には駐車場でガッチリと握手を交わした2人。文字どおりの初顔合わせに注目だ。 (臼杵秀之)

 

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