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【芸能・社会】加藤茶「オレもいくからマージャンやろう」 小野ヤスシさん葬儀・告別式2012年7月4日 紙面から
6月28日に腎盂(じんう)がんのため72歳で亡くなったタレント小野ヤスシさんの葬儀・告別式が3日、東京都港区の青山葬儀所で約500人が参列して営まれた。「ザ・ドリフターズ」結成時から50年以上の親交があった加藤茶(69)らが弔辞を読み上げ、出棺時には小野さんが大好きだったエルビス・プレスリーの「Help Me Make It Through The Night」が流れる中で最後の別れを惜しんだ。 病室で葬儀の演出まで考えていたという小野さん。式の途中では地震が発生、会場が一瞬ガタガタと大きく揺れた。さらに出棺時には突然の雨。小野さんの代表作「スタードッキリ(秘)報告」(フジテレビ系)を思い起こさせるような“ドッキリ”現象が相次いだ。 長男の小野泰輔さんは「父はすべてにおいて天才でした」とあいさつ。実は生前の小野さんから「告別式でウソでもいいから立派な父親だったと言ってくれ」と頼まれていたことを明かした。「最後まで会話にオチをつけた。ステキな父親だと思います」と胸を張り、参列者に「笑顔で見送ってください」と故人の遺言を伝えた。
加藤は「オレがドリフターズに残るかドンキーカルテットに移るか悩んだ時も、心から心配してくれてアドバイスしてくれた。あの時があったから今のオレがある」と感謝。「いつかはオレもいくから大好きだったマージャンやりましょう。でも2人じゃできないね。大丈夫。他にも行く人が待ってるからね」とユーモアたっぷりに語りかけた。 小野さんの友人で作曲家の平尾昌晃氏(74)も弔辞を読み上げ「サービス精神と頭の良さは、みんなが脱帽でした。やっぱり鳥取が生んだスーパースターだよね。これから毎日プレスリーと会えるじゃない」と語りかけた。歌手のミッキー・カーチス(73)は通夜に続き、この日もハーモニカで「アメイジング・グレイス」を演奏した。 喪主の妻で元モデルの小野芳子さんは「35年間、主人に愛され本当に幸せでした。大きな愛を胸に強く生きて参りたいと思います」と悲しみをこらえながらあいさつ。棺には思い出の写真、愛用のマージャン牌やゴルフクラブなどが納められ、出棺時には長女の菜々美さんが花言葉で“神の祝福”などを意味する青いバラの花束を棺に添えた。 ◆参列者の談話西郷輝彦(65) トークが独特で、芸能生活25周年のときや結婚披露宴でも司会をやってもらいました。温かい人でコメディアン、司会、ミュージシャンとしてたくさんの人に愛された素晴らしい人。小野さん構成、演出の(葬送告別の)お式だったみたいなので、笑顔でご苦労さまと声をかけました。 清水アキラ(58) 公私ともにずっと一緒でしたね。去年のゴルフコンペで会ったとき、体調を崩していたので、私が司会をやっていたが結局、途中で代われって。気丈な人で具合の悪さは一切見せなかったから、お見舞いには行きませんでした。遊び上手だったから、天国でも粋に遊んでいると思う。 ジャイアント吉田(76) 小野ちゃんとはドンキーカルテットの前からだから長いですね。年3、4回は一緒にライブをやっていて、去年12月が最後だった。今月も銀座で一緒にやりたいと思っていたのに、こんなことになってしまい中止した。尾崎(紀世彦)も逝っちゃうし、小野ちゃんは死ぬことが似合わない人なのになあ。 ◆主な参列者 松崎しげる、渡辺篤史、モト冬樹、浅茅陽子、ジャイアント吉田、清水アキラ、野村将希、西郷輝彦、小柳ルミ子、おぼん・こぼん、中野浩一、槙原寛己、水野雄仁、元木大介 PR情報
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