埼玉県富士見市の73歳の女性から現金500万円をだまし取ろうとしたとして、振り込め詐欺グループの現金受け取り役の男が逮捕されました。
警察によりますと、3日、富士見市の73歳の女性に長男を名乗る男から「2300万円分の小切手などが入ったバッグをタクシーに置き忘れた」「自分のミスだから金が必要だ」などと電話がありました。女性が現金を用意しようと娘に相談した際に、振り込め詐欺グループの犯行であることに気づき、警察に通報しました。その後、現金の受け渡し場所にやって来た男を警戒中の警察官が現行犯逮捕しました。詐欺未遂の疑いで逮捕された千葉市の無職・服部俊秀容疑者(33)は、取り調べに対して「犯罪に関係するお金だと薄々気づいていた」と話していて、警察は、共犯者が複数いるとみて捜査しています。