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佐藤 初の防衛戦へ「やりがいある相手とできて幸せ」
WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ 同級王者 佐藤洋太―同級1位 シルベスター・ロペス (7月8日 横浜文化体育館)
「みちのく魂」を胸に初防衛に意気込みをみせる佐藤
Photo By スポニチ |
王者・佐藤が3日、都内で公開練習を行った。3ラウンドのスパーリングでは、左フック、アッパーを武器とするロペス対策の右ガードを披露。ラウンドごとに違うスタイルを見せて、指名挑戦者対策をうかがわせた。
「やりがいがある相手と世界一を決める試合ができて幸せ」と、佐藤は初防衛戦に意欲を見せる。相手は19勝15KOと約65%のKO率を誇るが「明らかにパンチが強い相手なので、防御の集中力がカギ」と堅いガードからカウンターを狙う作戦を明かした。
世界王者となって、自覚も変わった。盛岡南高時代はインターハイ、国体で活躍しながら、素行の悪さで相手にされなかった。世界を獲って地元・岩手に戻ると、盛岡市民栄誉賞受賞など、大歓迎を受けた。被災地を訪問すると喜ばれた。
自分は被災していないが、「東京で俺は変わった」との思いが伝わり、故郷へのわだかまりも消えた。試合のグローブには「みちのく魂」とプリントする。王者として再び被災地へ。まさに拳に故郷への思いを乗せ、佐藤はリングに上がる。
[ 2012年7月4日 06:00 ]
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