2年ぶりのプール開きで、うれしそうに水を掛ける栄小学校の子どもたち |
昨年3月の県北部地震で被災した下水内郡栄村の栄小学校(渡辺要範(としのり)校長、児童数77人)で2日、2年ぶりのプール開きが行われた。同校のプールは、地震でゆがむなどしたため昨年は使えず、このほど修理が終了。児童らは「懐かしい、この感触」などと言いながら、久々に楽しんだ。
子どもたちは昨年、隣接する飯山市の岡山小学校にバスで出掛けて泳いだ。プール開きのセレモニーで5年の阿部真紘(まひろ)さんは「プールを貸してくれた岡山小学校に感謝しています」。セレモニー後に、全学年が初泳ぎをした。
地震で被害のあった栄小のグラウンドと体育館は、昨年秋の運動会前とことし3月の卒業式前にそれぞれ修理が終わった。