熱中症か １週間で４人死亡

7月3日 15時57分

今月１日までの１週間に、少なくとも４人が熱中症とみられる症状で死亡していたことが分かり、総務省消防庁などでは、こまめに水分補給をするなど注意を呼びかけています。

総務省消防庁によりますと、このうち北海道旭川市では、最高気温が２９度を超えた先月２６日に、自宅の庭で草取りをしていた８０歳の女性が玄関先で倒れているのを発見され、病院に運ばれましたが死亡しました。
北海道富良野市でも、最高気温が３４度近くまで上がった先月３０日に、農作業をしていた５７歳の男性がプレハブ小屋で倒れ、翌日に死亡したほか、静岡県御殿場市では先月２９日に７２歳の男性が畑で倒れ、死亡しました。
さらに、東京都監察医務院によりますと、東京都内でも先月２６日に、７７歳の男性が自宅で熱中症とみられる症状で死亡したということです。
総務省消防庁などでは、これから梅雨明けを迎え気温が高くなることから、のどが渇いたと感じなくても、こまめに水分補給をすることや、室内の温度が２８度を超えないようにエアコンや扇風機をうまく使うことで、熱中症を予防するよう呼びかけています。