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ある一家の記録……キャラクター設定集
作者:fumia
・はじめに
 これは、あまりにもキャラクターが増える(予定)所為で、作者が現状のキャラの設定を確認する為に急遽作成した『ある一家の記録』シリーズ(ttp://ncode.syosetu.com/s2363a/)のキャラクター設定集です。
 更新が遅い上に長過ぎるから、新しい話が掲載されていても覚えてない。またはてっとり早く話だけを追いたい方は、此方で確認して下さい。時系列とそれにおけるキャラクターの年齢を割り出す時にもお使い下さい。
 ただ、これはあくまでも作者が確認する為に制作している為、ここには今後の展開に関して相当なネタバレが含まれている可能性があります。
 なおこれは、あくまで本シリーズの設定集であり、ストーリー上どうしても読まないと困るという物では決してありません。あくまでも現時点で確定している構成や設定を確認する為の物です。ストーリーの進行具合によれば、書き直す可能性もあります。


・富士之宮家
綾小路 薫……2014年2月28日生 性別男→女
 旧姓藤原→綾小路、現在は富士之宮。全編を通じて大方の主人公にして語り部。元男性で事情により母方に縁があるお嬢様学校に通学させられていたが、後に和樹の策謀によって女に性転換させられてしまう。有栖川 麗子、八重樫 杏子とは学院時代に姉妹の関係にあり、結婚後も実の姉妹のように家族ぐるみの交流を続けている位心から彼女等の事を慕っている。奇跡的に授かった待望の子供である為に、娘の桜を溺愛している。そうかと思えば娘を隣に乗せて深夜の高速道を200km/h近いスピードで暴走していたりする。桜に自分が昔男性だった事を知られる事を極度に恐れており、親族など過去を知っている人間には、自分が男だったという事実を口外しないように懇願している。

富士之宮 和樹……2012年10月26日生 性別男
 薫の夫、桜の父親にして家長で大黒柱。薫が女になる羽目になった元凶。妻の事を愛しているし、娘も可愛いと思うが、薫が桜に一辺倒しているのが気に食わず、あまり桜を可愛がるような所はない。基本自分本位な性格。

富士之宮 桜……2041年3月12日生 性別女
 和樹と薫の一人娘。本編後半部では彼女視点の話も入れる予定。所謂マザコン……とまでは行かないが、相当のお母さん大好き娘。周りが許す限りいつも母親である薫にべったりと懐いている。次点で『お姉様』の綾小路 麗奈。また綾小路 棗、翔、翠達とは又従姉妹同士。龍宮司 聖羅と長谷川 華凛は幼稚園の時からの同級生で親友。髪の色以外は母親とそっくりな容姿をしているが、薫にさらに輪を掛けてマイペースでおおらか、且つ天然な性格をしている。


・横浜の方の綾小路家
綾小路 葵……2013年1月14日生 性別女
 薫の母方の従姉妹で、彼女(彼?)が女学院へ入る時にサポートを買ってでた。彼女ら世代の従姉妹の中では一番の年長者だけあって、彼女の姉妹だけでなく薫ら従姉妹からも慕われている。棗、翔、翠の三姉弟の母親。どういう訳か1つの漢字で3文字の読みをする名前の場合、親しい人だと名前の漢字を音読みし、しかも音を伸ばして『ちゃん』付けをしたニックネームをつける癖がある。例:薫→クーちゃん、桜→オーちゃん等。

綾小路 誠……2012年12月生まれ 性別男
 葵と学生結婚して綾小路の家に婿に入った葵と大学で同級生だった男性。妻の葵との中は至極良好で、3人の子供達の良き父親でもある。葵からはセイちゃんと呼ばれている。

綾小路 棗……2038年7月14日生 性別女
 葵と誠夫婦の第一子。『なつめ』という名前だが、母親の葵が『ソーちゃん』と呼ぶ所為で、親戚の間では後者の呼称が定着している。姉弟の間だけでなく、彼女らの世代の従姉妹や又従姉妹の中でも一番の年長者なので、大人も感心するくらいしっかりとした性格をしている。

綾小路 翔……2041年2月1日生 性別男
 桜よりも一足早く産まれてきた、葵と誠夫婦の長男坊。『かける』という名前だが、母親の葵が『ショーちゃん』と呼ぶ所為で、親戚の間では後者の呼称が定着している。やんちゃ坊主の上に手がかかるほどの悪戯っ子。妹の翠の出産の際に、葵と誠の夫妻から薫が身元を預かるという形で姉の棗と富士之宮家で一緒に暮らしていた折に、同い年の又従姉妹の桜と共に大騒ぎをして薫の手をほとほと煩わせた。

綾小路 翠……2043年10月31日生 性別女
 葵と誠の次女で三姉弟の末っ子。『みどり』という名前だが、母親の葵が『スーちゃん』と呼ぶ所為で、親戚の間では後者の呼称が定着している。末っ子である故に甘えん坊。だが、その純真さは時に薄刃で滅多切りにしたような精神攻撃に他人の心を晒してしまう事がある。
翠「ねえ、どうしてオー姉ちゃんはもう小学生なのに、クー小母ちゃんと同じお布団で寝ているの?」
桜「…………。」

綾小路 菫……2017年4月4日生 性別女
 薫とは母方の従姉妹同士で葵の実妹、薫の弟の孝と同い年だが学年は1つ下である。結婚後は苗字が斉藤に代わり、陸と海の2人の男の子の母親になってつくば市に居住している。

斉藤 由伸……2004年6月生まれ 性別男
 菫の夫で、つくばにある某ベンチャー企業の役員をしているらしい。菫との歳の差がかなりあって、薫や葵達よりもずっと年上の為、仲良くしつつも心の中では扱いに困る人。黒々と生えた立派な形の顎髭が自慢らしく、いつも右手で弄っては形を整える癖がある。

斉藤 陸……2045年3月3日生 性別男
 由伸と菫の息子。海とは一卵性双生児で兄。海とよく間違われる。
「俺は海じゃねえ!陸だ!」
が口癖。

斉藤 海……2045年3月3日生 性別男
 由伸と菫の息子。陸とは一卵性双生児で弟。兄の陸とよく間違われる上に名前まで『かい』ではなく『うみ』と誤読される事が多いので、いつも怒っているように見えて、切れ易い子だと誤解される事が多々ある可哀想な子。
「俺は陸じゃねえ!ついでに『うみ』でもねえ!『かい』だ――――!」
が口癖。

綾小路 蘭……2021年3月21日生 性別女
 葵、菫の実妹で三姉妹の末っ子。結婚後は苗字が太田に変わって名古屋に住んでいる。

太田 剛志……2019年9月生まれ 性別男
 蘭の夫。

太田 玲美……2046年6月20日生 性別女
 剛志と蘭の娘。

伯父・伯母夫婦……生年月日不詳
 葵、菫、蘭の姉妹の両親。以前は横浜に住んでいて祖父に代わって会社の陣頭指揮を取っていたが、誠が一人前になってからはその地位を彼に譲り、夫婦揃って松江にある祖父母の家に移住し、祖父母と共に暮らしている。伯母は祖父母の長女で、薫の母の実姉。伯父は入婿。名前等の設定は、有っても無くても物語の進行に全く影響しないので特に設定はしていない。


・松江の綾小路本家
祖父母……生年月日不詳
 薫や葵達の祖父母、桜たちから見れば曾祖父、曾祖母に当たる。祖父は物語当初は綾小路グループの総裁、現在は叔父に地位を譲って夫婦揃って隠居している。最初期には名前等の設定も考えたが、無くても別段不自由する事など何も無い事に気が付いたので、現在は削除し、未設定という事になっている。

曾祖母……生年月日不詳 性別女
 祖父の実母であり、先の終戦後から夫と共にグループを支えてきた御大。女学院の理事長も歴任していた。薫が女装して女学院に通う羽目になったのも、元は彼女が薫を女の子だと勘違いしていて、女学院に通うように遺言状に認めた所為だった。物語開始時点で既に故人であるので、名前等の設定は存在しない。


・京都の藤原家
薫の両親……生年月日不詳
 薫と孝の両親、両親ともに学者で、父親が京大の学部長で産科医という以外は何も設定していない。最初期には名前等の設定も考えたが、無くても別段不自由する事など何も無い事に気が付いたので、現在は削除し、未設定という事になっている。初孫の桜を可愛がっているらしい。

藤原 孝……2017年1月23日生 性別男性
 薫の実弟。院卒後は仕事の関係で妻と娘と共に仙台に暮らしている。長期休暇で東京の方に家族で遊びに来る時は、必ず吉祥寺の薫達の家に居候する。

藤原 美沙……2021年12月7日生 性別女
 孝の嫁。若い上に器量が物凄くいい。良い所のお嬢様らしい。

藤原 観鈴……2047年5月31日生 性別女
 孝と美沙の娘。


・富士之宮本家
富士之宮 茂樹……生年月日不詳 性別男
 元樹と和樹の父親で富士之宮本家の現当主にして富士之宮製薬のトップ。女遊びが激しく、妻の巴以外に多数の愛人を囲んでいた時期がある。現在薫と和樹と桜が住んでいる吉祥寺の家も、元々は彼が愛人を住まわせる為に所有していた別宅だった。しかもそれだけでは飽きたらず、元樹の嫁の洋子とも肉体関係を持っていた時期もあった。薫の事をよく思っておらず、彼女との仲は芳しくない。

富士之宮 巴……生年月日不詳 性別女
 茂樹の妻で、元樹と和樹の母親。しっかり者で夫の代わりに家を守る時もある。息子達に甘く嫁に物凄く厳しい嫌な性格の姑の典型例である。華道の師範免許を持っているらしい。振袖や割烹着等和服を着ている事が多い。

富士之宮 元樹……2007年7月31日生 性別男
 茂樹と巴の息子で和樹の実兄。大学卒業後は後継者として父親の片腕として働いている。妻の洋子とは大学時代に知り合った。

富士之宮 洋子……2007年10月1日生 性別女
 元樹の妻で、薫と和樹の義姉。大学時代に元樹と知り合い、卒業と共に婚約・結婚したが、公然の秘密として義父の茂樹と肉体関係を持っていた。薫の事は一応義妹として可愛がっているつもりらしいが、交流はあまりない。

富士之宮 綺羅羅……2033年7月7日生 性別女
 元樹と洋子の娘。茂樹と巴からみれば初孫に当たる筈の子供だが、女の子であるという理由だけで疎まれ、しかも弟の雅樹が産まれた所為で、両親祖父母の関心が弟の方へ一挙に注がれた為に、名前に反して暗い性格をした陰鬱とした子供に育っている。

富士之宮 雅樹……2039年4月2日生 性別男
 元樹と洋子の息子で、綺羅羅の弟。富士之宮本家の人々にとって、跡継ぎになる待望の男の子である為に、姉の綺羅羅と違って皆からちやほやと可愛がられて天狗になっている。基本的に我が儘で自己中心的、且つ唯我独尊という最悪な性格をしている。従妹の桜に対して、密かに好意を抱いているらしい。


・有栖川家
有栖川 麗子……2012年5月10日生 性別女
 有栖川コンチェルンの令嬢であり、嘗ては学生会長としても手腕を振るい、下級生にとって憧れの『お姉様』だったが、小さい頃に可愛がっていた薫とひょんな事から再会を果たしてからは、薫と姉妹の関係を結び、自分に忠実な妹分として手元に置く事で、事実上葵からお目付け役を引き継いでいる。薫が和樹と結婚し、自身も身を落ち着かせてからもずっと薫の事を可愛がっており、薫の家庭状況を自分の事のように心配している。自分達母親と同じ様に、麗奈と桜も姉妹の契を結んだ事を心から嬉しく思っている。八重樫 進は母方の従妹に、松平 瞳は又従妹に当たる。胸が凄く大きい。

有栖川 征司……2012年2月3日生 性別男
 大学時代の友人の八重樫 進との紹介で麗子と知り合って結婚した。進、征司、和樹の中では恐らく一番の常識人。元は市井の人だから有栖川家の背負う重圧に落ち込みそうになる事もあるが、頑張って職務を遂行している。だけど家族への気遣いも忘れないいい人である。娘の麗奈と息子の慶征を心から可愛がっている。

有栖川 麗奈……2039年9月3日生 性別女
 麗子と征司の長女。桜より歳が2つ上だが、学年は1つ上である。母と同様、初等部から高等部までずっと委員長や生徒会長、学生会長を歴任してきた。桜と事実上姉妹の契を結んでおり、彼女から『お姉様』と慕われている。麗子自身も桜を可愛がって桜に自分の後継者として仕事を手伝わせている。

有栖川 慶征……2043年8月19日生 性別男
 麗子と征司の長男で麗奈の弟。有栖川の後継者として、両親を始めとして家族から厳しく躾られている所為か、人見知りをする臆病な、礼儀正しくて心根の優しい子供である。桜の事も姉の麗奈と同じくらい敬愛し、懐いている。早くから勇介の胡散臭さを同性故の勘で察知して警戒していたが、その甲斐もなく桜が勇介の手中へ堕ちてしまった事をずっと悔やんでいる。

有栖川 慶喜……性別男
 有栖川コンチェルンの会長にして有栖川家の家長。麗子の父方の祖父。その白髪と立派に伸びまくった白髭の姿に相応しく、豪放磊落な好々爺。綾小路グループと取引がある関係上、薫の母方の祖父と親しい間柄らしい。隠居した後も様々な事に邁進しているらしく、薫は彼に数度しか会った事がない。

有栖川 聡子……性別女
 麗子の実母で進の父方の叔母。薫の母親とは学院時代姉妹の関係にあった。麗子と姉妹の契を結んだ薫や杏子の事も我が子と同じ位可愛がっており、しょっちゅう二人を家に招いてはもて成している。

有栖川父……性別男
 慶喜の実子で聡子の夫で麗子の実父の人なのだが、本編に滅多に顔を出す事が無いから一切設定らしき設定がされていない。


・八重樫家
八重樫 進……2011年6月26日生 性別男
 麗子は父方の従妹、瞳は母方の従妹になる。麗子とは元々親同士が決めた許嫁の関係にあったが、その気になれなかったという理由で自ら破棄してしまったので、有栖川の彼に対する心象はあまり宜しくないが、彼自身は十分過ぎる位優秀な人間である。高校時代に麗子を通じて杏子と知り合い、大学卒業後に直ぐに結婚した。その時杏子が孕んでいる事が発覚したから仕方無しに責任を取った、という説も一部では囁かれているようだが、家庭では良き夫、良き父親である。和樹は中学・高校と大学を通じて目を掛けている後輩であり、征司とは大学時代の友人であり、二人をそれぞれ薫と麗子に引き合わせた。

八重樫 杏子……2011年9月30日生 性別女
 旧姓は水島。才色兼備の美女にして、麗子と薫の姉貴分。進の妻で圭一の母親。進を完全に尻に敷き、圭一からは慕われつつも恐れられるという恐妻賢母ぶりを遺憾無く発揮している。家族と同じ位麗子と薫の二人の妹分の事を案じていて、よく相談に乗っている。

八重樫 圭一……2034年11月25日生 性別男性
 進と杏子の一人息子。母親の杏子の事を勿論敬愛しているがが、一旦怒らせるととんでもなくおっかないので、内心では少し苦手でもある。殆ど従兄妹か兄妹の様な関係である麗子や桜達の事を、実の妹か弟のように大切に思っている。性格は両親に似ており、傲慢と言える程ではないがプライドが高く、頑固な性格をしている。杏子曰く、非常に優秀な子供らしい。


・龍宮司家
龍宮司 聖華……2013年12月24日生 性別女
 有栖川コンチェルンと肩を並べる程の大企業の龍宮司グループの総帥の令嬢。日英のハーフで、白く透き通る肌に目を見張る程の巨乳、黄金色に輝く長い髪を大きなドリルの様なツインテールしているというかなり特徴的な容姿をしている美少女。凛の熱血なファンで、彼女と姉妹の契を結んだ縁で学生会に入り、薫が会長となった時の学生会の副会長を務めた。そういう意味で薫とは高等部時代からの親友でもある。一時音信が途絶した時期があったものの、娘の聖羅を連れて訪れた幼稚舎の面接試験会場で桜を連れた薫とばったり再会してからは、ママ友として時折お茶をする位の関係にまで回復しているようだ。

龍宮司 聖羅……2040年11月3日生 性別女
 母親譲りの容姿をした美少女。桜、華凛とは幼稚舎時代からずっと親友同士で、かけがえのない存在だと感じている。兄が一人いるが、此方は今の所本編に登場する予定が一切無いため、存在以外の設定は一切行っていない。父親も同上。


・長谷川家
長谷川 凛……2012年6月10日生 性別女
 旧姓は尾崎。ショートヘアがよく似合う美少女だが、セクハラに為りかねない様な性的な悪戯をして楽しんでいる性質が悪い所があり、レズではないかという噂すらあったが、息子と娘がいるところを見ると、全く根も葉もない流言飛語だったようである。麗子とは幼稚舎からの親友で、彼女が会長だった時の学生会の副会長を務めていた。聖華の姉貴分であり、怜とは物心ついた時からの幼馴染で、綾乃とも中等部からの親友である。父と夫は有名な国会議員。

長谷川 華凛……2040年10月13日生 性別女
 母親と良く似た雰囲気の容姿をしているが、セミロングの髪をツインテールにしている。母親以上にエロネタが好きで親子揃ってトラブるメーカーともいえる様な行動を取っている事が多い。聖羅・桜とは幼稚舎時代からずっと親友同士で、かけがえのない存在だと感じている。兄が一人いるが、此方は今の所本編に登場する予定が一切無いため、存在以外の設定は一切行っていない。父親も同上。

・その他メインキャラ
小笠原 勇介……2041年2月14日生 性別男
 中等部以上とは違って男女共学である初等部に、2年の時に中途入学したUSA帰りの帰国子女。容姿端麗だが、歳の離れた兄と親友の宏之の影響で、小学生ながらその性癖は異常とも言えるくらい偏執的なレベルまで達してしまっている。転入して間もない頃、桜に親切にされた事で、彼女に対し尋常じゃない程の性的な情愛を持っている。大先輩である圭一を尊敬しているが、桜と付き合う事に忠告する彼の言葉に耳を傾ける心算は一切ない。いつか桜を自分だけの物にするという夢を抱いている。

毒島 宏之……2040年9月18日生 性別男
 小太りな上に雰囲気が気色悪い三枚目にすらなれ無さそうな醜男、所謂『お前ら』の様な男だが、性癖の偶然な一致から勇介とよくつるんでいる。桜に対する勇介と負けない位、彼も幼少時から聖羅に執着しているが、彼女から当然のように嫌悪されている。どういうルートで入手しているのかは不明だが、『雌奴隷の首輪』とか『爆裂射乳ローション』のような効果も経路も如何わしいようなエロ道具を、小学生の癖に多数所持している。気味が悪い。

朝倉 綾乃……2012年4月14日生 性別女
 おっとりした優しいお姉さん。麗子・凛・怜とは親友同士であり、かなめの姉貴分である。麗子が会長だった時の学生会で書記を務めていた。結婚後の動向は不明。

中西 怜……2013年1月25日生 性別女
 父親が起こしたスキャンダルが発端となって極度の男性不振に陥ってしまっている貧乳ツインテール少女。極度の男嫌いで、薫が男だと発覚した時には重度な火病を発症し、薫との仲は常にぎくしゃくとしていた。麗子・凛・綾乃とは親友同士であり、あゆみの姉貴分である。麗子が会長だった時の学生会で会計を務めていた。卒業後は政治家になったものの父親の地盤は継がずに女性党党員となり、多摩地区で都議選に立候補する為に、三鷹に職員が女性ばかりの選挙事務所を立ち上げて、偶然通りがかった薫を驚かせる。ちなみに他の女キャラクターが次々と結婚して家庭を持つ中で、彼女だけは独身を貫いている。

鳴滝 かなめ……2013年5月19日生 性別女
 眼鏡っ子で、肩まで掛かる黒髪ストレートロングでそれなりに大きな胸を持っている等、薫とキャラが被りがちだが、凄く地味な少女。学生会を通じて薫達と知り合い、以来親友になるが、結婚後の動向は不明。薫が会長だった頃の学生会で書記を務めていた。

吉野 あゆみ……2013年8月27日生 性別女
 やや口が悪く、ストレートな物言いをする美少女。学生会を通じて薫達と知り合い、以来親友になるが、結婚後の動向は不明。薫が会長だった頃の学生会で会計を務めていた。

天璋院 美香……2014年11月30日生 性別女
 所謂今時のギャルのような可愛らしい小悪魔のような少女であるが、上流社会でも名の通った名家の令嬢。祖父が学院の新しい理事長に選出されたのを期に薫に近付いて彼女の妹分になる。当初はだらしない言葉遣いを平気で使うしょうもない娘だったが、薫の指導の成果もあって、大分改善されている。卒業後は祖父のあとを引き継いだ。結婚はしたようだが、学院の理事を続けているらしい。

知恩院 静流……2014年9月30日生 性別女
 美香の親友で、聖華の妹分。美香が会長の時の学生会で副会長を務めた。1年生の後半時に実家が倒産して一家離散仕掛けたが、当時新進気鋭な振興企業の経営者だった神崎 優哉によって、彼に家督を相続させる、つまり彼と結婚する事を条件に実家は救われた。当初は望まぬ結婚をしなければいけない事に絶望して悩んでいたが、現在は2男3女の子宝にも恵まれ、家族に囲まれて幸せに暮らしているらしい。幼稚園での再会が縁で、休日に家族を置いてママ友同士でランチを食べに行った時、薫だけが、
「夫が仕事で忙しくて……。」
という見え透いた言い訳と共に桜を連れて現れた事に心底驚いた。

久遠寺 渚……2015年2月10日生 性別女
 美香の親友で、かなめの妹分。美香が会長の時の学生会で書記を務めた。

鳳 優子……2015年3月1日生 性別女
 美香の親友で、あゆみの妹分。美香が会長の時の学生会で会計を務めた。

・その他学生会関係者
佐倉 愛……2011年6月生まれ 性別女
 杏子が会長だった時の学生会で副会長を務めていた。

菅沼 恵里……2011年7月生まれ 性別女
 杏子が会長だった時の学生会で書記を務めていた。

永沢 晶子……2011年10月生まれ 性別女
杏子が会長だった時の学生会で会計を務めていた。


・同じマンションの知人・隣人
田山夫妻
 603号室に暮らすマンションきっての最古参の住人で、管理組合の理事長を長年一手に引き受けている。一見すると不審者に見えそうなオタ全開な服装をしているものの、夫はかなり有名な少年漫画家であり。妻の方もその道では名の知れた童話作家である。マンションの中で一番最年長の2人の息子と娘を立派に育て上げた子煩悩な教育者である故に、薫のように子育てに関して彼らに助言を請う若い母親も多くいる。子供好きの為、短時間なら子供を預かってくれたり、情操教育に良い本を紹介してくれたり、自身が書いた著作などをタダでくれたりする時も多い。

小山田さん、小暮さん、田中さん、本庄さん、深山さん
 いつも大体このメンバーか3~4人で集まって、マンションのエントランスの少広場で噂話に興じている奥様集団。エントランスで出会う度に同世代の主婦である薫を引き込もうと声を掛けてくるが、薫自身はそういう話題を外で大っぴらに話す事は苦手な性質なので、彼女等とは距離を置くようにしている。

山田一家
 上階の部屋に住んでいた隣人の古田夫妻が田舎へ越して行く事になり、
「でも勿体無いので家を親戚の娘に貸す事にしました。」
と言って去って行ってから入れ替わるように入居してきた凄く若い夫婦と小学3年生の男の子の家族。旦那はその筋に関わりがあるような節がある上に、物凄く貧乏らしく、いつもボロボロな古着を着て、一人息子に至っては今時珍しく青洟を垂れている。毎日の様に罵声と何かを殴りつけたり投げつけたりする轟音や悲鳴が響き渡り、始終ドタバタと近所迷惑な振動や騒音を撒き散らしている。直ぐ上の住人である田山夫妻は、子供を虐待しているのでは?と半ば本気で心配して見守っている。


その他のキャラクター
レイラ・A・フォルチュナ……性別女
 薫の高等部1年次のクラスメートで、聖華の母方の従妹のイギリス人。卒業後は実家があるイギリスへ帰国してしまったようである。

天城 祈、猪瀬 直子、成瀬 瑠衣、吉本 麻里亜……全員性別女
 薫の高等部1年次のクラスメートで、友人。

瀬川 湊、森本 晶……両方共性別女
 薫の高等部1年次のクラスメートで、その年の薫のクラスから選出されたクラス委員だった。薫がクラス委員会に敵対する学生会に所属していた為に、始終犬猿の仲の様な状態だった。

楊 美鈴……性別女
 薫の高等部1年次のクラスメートで、レイラと同じ留学組の女生徒。父親が中国華僑系の大企業の経営者であるらしい。薫とは特に親交はない。

藍川 美夜子…性別女
 新興企業、ないし広域暴力団の幹部組織、藍川組の組長の令嬢で、麗子に接近するためにクラスメートで学生会会長でもある薫に近付いてきた。裏社会と縁故があるらしいが、所詮小物という印象。

金井 美鈴、徳永 美憂……共に性別女
 共に親が藍川組の参加にある公認カジノの経営者や賭博場の胴元をしており、金魚の糞の様に美代子にいつも付き従っている子分。

紅瀬 愛美……性別女
 薫と同級生の新聞部員の少女。スクープを狙って色々な所を嗅ぎまわっている神出鬼没な不思議系の女の子。いつも赤いベレー帽を被ってカメラを手にしている。卒業後は芸能し向けのフリーのカメラマン兼ライターになった模様。

橘 薫、野井、太田、溝口、山辺、北見……全員性別男性
 進と和樹の後輩に当たる山寺高校の生徒会の面々。

佐倉 萌……2007年8月生まれ 性別 女性
 佐倉 愛の実姉。女子大の自動車部の部長。愛車はオレンジ色の7代目ロードスター

和葉……性別女
 自動車部部員。赤いFT-86に乗っている。

夏美……性別女
 自動車部部員にして和葉の親友。自身は車を持っていないらしい。加地夫妻の下宿屋で下宿している。

加地 妙子……性別女
 彼女が激しい俄雨にあって困っていた所を薫が偶然通り掛かった事が縁で知り合った、夫と共に下宿屋を営んでいる老婦人。学院時代は富子と姉妹関係にあったが、些細な事が原因で喧嘩別れしたらいい。ずっと音信不通だったが、富子の今際の際に再会して仲直りする事が出来た。

加地氏……性別男
 妙子の夫で下宿屋の主人の老紳士。名前や年齢は分からないが、家ではステテコや作務衣などラフな格好をしている事が多いらしい。気のいいお爺さん。

八重樫 富子……性別女
 進と麗子の祖母、聡子の実母。学院時代は妙子と姉妹関係にあったが、上述の事があってからは互いに音信が途絶えていた。夫が亡くなってからは、若い頃の思い出が多くある武蔵野に隠居していたが、やがて末期の骨肉腫である事が発覚し、軽井沢にある瞳の祖父の病院の終末医療センターで入院していた。2030年2月27日に永眠。葬儀は彼女の自宅にて親族のみで執り行なわれた。

松平 瞳……2015年1月12日生 性別女
 麗子の又従妹で、進の母方の従妹。二人を実の兄姉のように慕っている。ドリルのようなツインテールをしていたり実家が長野の山奥にある病院を経営していたりと、どことなく某小説のキャラクターを連想させるが一切関係がない。麗子を巡って争っているため、薫とは犬猿の仲であるが、双方ともにそれを表沙汰にする事は滅多にない。卒業後は無事に医師になって実家を手伝っているらしいが、何科の医師かは不明。

鈴木 命……性別女
 命と書いて『みこと』と呼ぶ変わった名前の女性。薫の1年次のクラス担任。担当教科は現国Ⅰ。中等部からの繰り上げ担任らしく、中等部からの生徒には年度始めから既に慕われていた。

池上先生……性別男
 薫の1年次の学年主任。担当は数学ⅠA。怒らせると大声で怒鳴る癖があるので生徒達からは恐れられているらしい。

菅谷学院長……男
 高等部と中等部を統括する心優しい学院長!……の筈だが、上の立場からの圧力にすぐ屈してしまう駄目な先生。嘗ては高等部で論理学を受け持っていたらしい。天璋院理事長によくオフィスを乗っ取られている。

教務主任……男
 学院長の右腕として、高等部と中等部の教師を統括する管理職を的確に熟す優秀な先生。生徒と接する事も多く。自分が受け持ってから現在までの学院に在籍していた学生全員の顔と名前を全て記憶している。数年どころか十年以上ぶりに学院へ訪ねてきたOGが、彼から声掛けられて驚いたという逸話が多数伝わっている程である。以前は物理の先生だった。

天璋院理事長……男
 美香の祖父で、先代の理事長が病気療養で退いた後釜として理事から昇格し、2030年から理事長に就任した。何処か胡散臭い禿爺。

小鳥遊……性別女
 5年以上前に謎の事故にあって消滅した筈の園芸部の部長。委員会が給付金を打ち切るまで5年間だれも消失していた事にすら気が付いていなかった。本人の地縛霊、ないし亡くなった部員たちの残留思念が造り上げた亡霊という説が有力らしい。

ボブカット……性別女?
 謎の存在。亡霊の魂が宿った生き人形という説もある。薫が最初に出会った時は生きている人のように動いていたが、最後に見た時はただのマネキン人形として床の上に転がっていた。

見えない園芸部員達……性別女?
 姿は見えない。だが、確実にそこにいる気配を感じる。地縛霊になってしまった為にあの世に行けず、苦しんでいるらしい。

西園寺 雪……2013年7月3日生 性別女
 薫達と違う学校に通っている旧華族の令嬢。麗子と薫を自分の祖母の喜寿の祝のパーティーに招待する。麗子の事を慕ってはいるが、彼女の妹として常に一緒にいる薫の事をよく思ってはいないようだ。

六条 天音……2013年9月22日生 性別女
 旧華族の令嬢で、家同士の付き合いから同い年の雪とは殆どいつも一緒にいるくらい仲が良い、将来は雪の兄の祐一と結婚する事を誓っている。結婚するまでは処女を貫き通す潔癖な貞操主義者である。雪と同様麗子の事を慕ってはいるが、彼女の妹として常に一緒にいる薫の事をよく思ってはいないようだ。

西園寺 祐一……2012年6月5日生 性別男
 雪の1つ上の兄。天音とは婚約者の間柄である。和樹とは同級生であり、悪友でもある。天音がかなりの貞操観念の持ち主の為、常に女に飢えており、高校生にして相当な女遊びをしているらしい。

守谷 亘……2013年3月30日生 性別男
 和樹と祐一とは親友同士であり、悪友。背が低く物凄い早生れの為、実際の学年よりずっと下の学年の子供に見られる事がコンプレックスらしい。

神崎 優哉……2005年7月16日生 性別男
 自己破産して倒壊の危機に陥っていた知恩院家を、家督を相続する事を条件に莫大な金を融資する事で救った新進気鋭の振興大企業の2代目社長。落ちぶれた他企業を買収・整理する事で巨大化した為、一見すると敵が多そうに見えなくもないが、その実績から部下や周囲の人間からの信頼も篤い熱血漢。妻となった静流を大学まで通わせる位融通の利く性格で、家族の事を第一に考えている。好きな者同士で結婚して一緒に暮らす事が、必ずしも幸せとは限らないし、逆もまた然り、という事を遠回しに教えてくれるような存在。

尾崎 幸隆……性別男
 富士之宮製薬工業の開発部の中央研究所に務める社員。性転換薬のチームの主任研究員で開発の中心にいた、薫を男から女へ性転換させた薬を創りだした。

坂上医師……性別男
 坂上産婦人科医院の院長。薫の流産に立ち会った際、その胎児の異常な染色体構成から薫が性転換して女になった元男だと気付き、不妊治療を受ける事を勧める。学会に顔を出したり論文を片端から読み漁っていたりするような熱心な勉強家で、技術もあり、医師としては同業者の薫の父も認める程の街の名医でもある。努力の甲斐もなく年々後退していく生え際に悩んでいる。

笠井 瑛……性別女
 東京慈恵会大学医学部の研究室で、ヒト卵子の胚性幹細胞の遺伝子組み換えや高次元でのタンパク質構造の変化による細胞質処理における形質変換の研究、母子免疫寛容のメカニズムの詳細な分析とその成果を用いた任意に母体の免疫システムを制御する技術の開発等、よくわからない研究をしている医学者。性転換薬を服用して性転換した過去がある妊婦の免疫機構を人為的に調節する事による安定的な出産に世界で初めて成功した。講師として医学科で教鞭を執っている為、婦人科で診療する機会は余り無い。なお、桜の出産の成功は別段彼女の協力のお陰だと云う訳では決して無く、たまたま薫と桜のHLAが通常では有り得ないレベルで合致し、免疫反応が起こりえない状況だったというだけである。小学生の2人の息子がいる。


その他大勢……なんか色々出てきた気がするけど、所詮エキストラだから纏めて省略。

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