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非常に格調高い試合だった三冠戦。まるで水晶のような透明感が……

   6月30日、両国国技館でおこなわれた新日本プロレスと全日本プロレスの創立40周年記念興行。

   全10試合の中で最も光っていた試合は私から見て三冠戦。チャンピオン、秋山準対チャレンジャー、太陽ケアの試合だった。

   結果は23分26秒、秋山が片エビ固めでケアを破り4度目の防衛に成功。とにかく最近のプロレスはドタバタしている。

   いわゆる大技の出し過ぎ。大安売り。しかも飛んだり跳ねたりの足が地についていない。その点、あの三冠戦はゆったりしたリズムとテンポで試合が流れていった。

   最初の5分はケア、次の5分は秋山、10分から15分まではまたケア。

   といった具合に2人が交互に5分ずつ20分まで攻めていったその間、攻められている方はじっとしていて反撃しない。やられたまま。

   それがいい。しかも攻めている方は緩急をきかせて攻撃にアクセントをつける。それも相手の顔面、後頭部などダメージの大きい部分を狙って攻撃。

   そのたびに観客席から「あ〜」とか「ウワー」という悲鳴があがる。

   地味といえば地味。だが余計な攻撃や無駄な攻防がないので試合そのものが透明感に満ちあふれている。

   それは秋山の白いタイツ、コスチュームのイノセント感とぴったり。オーソドックスでクラシックなプロレスをイメージさせる格調高いプロレスをここで見せるかである。

   さすが三冠戦。天国でこの試合をもし馬場さんが見ていたらおそらく「よくやった」といって合格を出したはずだ。

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