オウム真理教・日本共産党・AKB48-資本主義という社会システム
ちわ。
あっという間に2012年も半分終わりました。
6月は菊地直子さんと高橋克也さんとに引っ掻き回された感がありますが、他にも、東大教養部自治会が日本共産党にノーをつきつけ、民青傘下を脱退した事件と、指原莉乃のふともも事件があったわけです。
オウム真理教と日本共産党とAKB48。日本三大カルトがいよいよファイナルカウントダウンに入った(まあ、完全にはどこもなくならないでしょうが)象徴的な事件が重なったとも思えます。
この3つの破壊的カルト団体、カルトという点では見てますが、着眼点はものの見事に違います。資本主義の権化と、さらなる物質文化の発展と、物質文化そのものの否定と。
AKB48は資本主義そのもの、感覚的にはアムに近いでしょう。どうして日本共産党がこのグループを格好のネタにしなかったのか不思議なくらいです。よろず金、何をするにも金・カネのAKB商法。しかも、ミニスカ制服でパンツを見せる口パクショーを見せて、CDを買えば好みの女性の手を握れるというのですから、朝鮮中央放送やイラン国営放送が「ここまで堕落した資本主義国家日本」「CDを買うと裸の女性が抱きつく!」と報道にしても不思議ではないでしょう。
このようなエロいやりくちで虚名を築いたアイドルグループは、面白いことに(色仕掛けで巻き上げた金をマスコミにばらまくことによって?)国民を騙すことに成功すると、「総選挙」を始めました。いわば露骨な資本主義と議会制民主主義とが合体したわけです。
そして経済における資本主義と政治における民主主義の優秀性こそが、共産主義国家が西欧・米国に(もちろん日本も)根付かなかった最高の理由であることは論をまちません。いくら日本共産党が、そして資本主義国家の他国の共産党国家もそうでしょうが、「我が党の社会主義はソ連型の独裁国家とは違う」と主張しても、だって現に成立した共産主義国家は全部独裁国家で、ラーゲリ作って言論の自由を否定して、国家の敵をガンガン殺しまくってるではないか。
そして先進資本主義諸国共産党のお手本イタリアも「民主」党になり、もうひとつの共産国家売りの「高度福祉」も全くの嘘とわかれば、世界的に共産党がなくなるのもむべなるかなです。
しかし、共産主義はオウム真理教のように、資本主義と異なるシステムを作ろうとしたわけではありません。資本主義はそのうち物質文明を楽しめなくなるから、社会主義→共産主義と移行させて経済発展を続け、面白おかしい物質生活をもっともっと続けようじゃないかと言ったわけです。
すなわち、資本主義と共産主義とは、野田成人さんのような人からすれば(笑)同じ穴のムジナなのです。共産主義が間違ってるのは、やってみても生産力が発展しないからであって、本当に国家が廃絶するくらいに生産力が飛躍的に増大するならば、誰だって共産主義者になるでしょう。そもそも、働かないでなんでも手に入るのが究極の目的なんだぜ、あの理論(笑)。
かと言って、物質文明--人によっては「近代」「欧米型議会制民主主義」etc--に変わって精神世界の優位性で道が開けるとも思えません。物質文明は何よりも、議会制民主主義と資本主義(市場経済)という二台武器を持ち、これに変わるシステムはありますまい。
そもそも、精神文化って、物質文化があって初めて花開くものです。あるいは、物質文化が花開かないので、救いの手を求めて発生したか。
そうなんです。心の時代なんて実は、「明日も物質社会が楽しめるかしら」という不安からくるものであったり、物質社会が本物だからこそ、心に余裕ができて「これでいいのかしら」なんて考えるようになるだけです。オウムは完全に後者でしょう。一般には、前者、すなわち「俺ももっと物質文明を享受したい!」というのが、「心の時代」の正体ではないでしょうか。
小学校で、宗教の始まりは、天候等で食料に不安がある原始人の方?が始めたと教わりました(どうも最近ではそうも言いがたいようです)。また、戦後の日本とか、共産国家崩壊後に変な宗教が流行ったロシアとか、貧しくて不安な時にこそ宗教が流行るのが、過去の歴史の教えるところのようです。
そういう意味では、オウムや幸福の科学は一種の贅沢病であって、「物質社会へのアンチテーゼ」にはなれますまい。むしろ、共産党も敬遠するような病人と貧乏人を組織して、「ご本尊を拝むと金が儲かるぞ!」とやった創価学会のほうが、着々と心の時代を実現しています。
おそらく、多くの新宗教が創価学会に勝てないのは、その「原点」にあるのではないでしょうか。そして、そういう宗教がひとり勝ちする日本という国で、「近代」「物質文明」を超える思想なんて根付くでしょうか。
俺の生誕50周年(7.13)を記念して、翌日の7月14日にオフ会開催予定。参加予定の方、ご返事しなくてごめんなさい。今日中にします。参加希望者、「sinzinruiアッとマークi.bekkoame.ne.jp」および、mixi・facebook・Twitterのメール機能etcでご連絡下さい。
あっという間に2012年も半分終わりました。
6月は菊地直子さんと高橋克也さんとに引っ掻き回された感がありますが、他にも、東大教養部自治会が日本共産党にノーをつきつけ、民青傘下を脱退した事件と、指原莉乃のふともも事件があったわけです。
オウム真理教と日本共産党とAKB48。日本三大カルトがいよいよファイナルカウントダウンに入った(まあ、完全にはどこもなくならないでしょうが)象徴的な事件が重なったとも思えます。
この3つの破壊的カルト団体、カルトという点では見てますが、着眼点はものの見事に違います。資本主義の権化と、さらなる物質文化の発展と、物質文化そのものの否定と。
AKB48は資本主義そのもの、感覚的にはアムに近いでしょう。どうして日本共産党がこのグループを格好のネタにしなかったのか不思議なくらいです。よろず金、何をするにも金・カネのAKB商法。しかも、ミニスカ制服でパンツを見せる口パクショーを見せて、CDを買えば好みの女性の手を握れるというのですから、朝鮮中央放送やイラン国営放送が「ここまで堕落した資本主義国家日本」「CDを買うと裸の女性が抱きつく!」と報道にしても不思議ではないでしょう。
このようなエロいやりくちで虚名を築いたアイドルグループは、面白いことに(色仕掛けで巻き上げた金をマスコミにばらまくことによって?)国民を騙すことに成功すると、「総選挙」を始めました。いわば露骨な資本主義と議会制民主主義とが合体したわけです。
そして経済における資本主義と政治における民主主義の優秀性こそが、共産主義国家が西欧・米国に(もちろん日本も)根付かなかった最高の理由であることは論をまちません。いくら日本共産党が、そして資本主義国家の他国の共産党国家もそうでしょうが、「我が党の社会主義はソ連型の独裁国家とは違う」と主張しても、だって現に成立した共産主義国家は全部独裁国家で、ラーゲリ作って言論の自由を否定して、国家の敵をガンガン殺しまくってるではないか。
そして先進資本主義諸国共産党のお手本イタリアも「民主」党になり、もうひとつの共産国家売りの「高度福祉」も全くの嘘とわかれば、世界的に共産党がなくなるのもむべなるかなです。
しかし、共産主義はオウム真理教のように、資本主義と異なるシステムを作ろうとしたわけではありません。資本主義はそのうち物質文明を楽しめなくなるから、社会主義→共産主義と移行させて経済発展を続け、面白おかしい物質生活をもっともっと続けようじゃないかと言ったわけです。
すなわち、資本主義と共産主義とは、野田成人さんのような人からすれば(笑)同じ穴のムジナなのです。共産主義が間違ってるのは、やってみても生産力が発展しないからであって、本当に国家が廃絶するくらいに生産力が飛躍的に増大するならば、誰だって共産主義者になるでしょう。そもそも、働かないでなんでも手に入るのが究極の目的なんだぜ、あの理論(笑)。
かと言って、物質文明--人によっては「近代」「欧米型議会制民主主義」etc--に変わって精神世界の優位性で道が開けるとも思えません。物質文明は何よりも、議会制民主主義と資本主義(市場経済)という二台武器を持ち、これに変わるシステムはありますまい。
そもそも、精神文化って、物質文化があって初めて花開くものです。あるいは、物質文化が花開かないので、救いの手を求めて発生したか。
そうなんです。心の時代なんて実は、「明日も物質社会が楽しめるかしら」という不安からくるものであったり、物質社会が本物だからこそ、心に余裕ができて「これでいいのかしら」なんて考えるようになるだけです。オウムは完全に後者でしょう。一般には、前者、すなわち「俺ももっと物質文明を享受したい!」というのが、「心の時代」の正体ではないでしょうか。
小学校で、宗教の始まりは、天候等で食料に不安がある原始人の方?が始めたと教わりました(どうも最近ではそうも言いがたいようです)。また、戦後の日本とか、共産国家崩壊後に変な宗教が流行ったロシアとか、貧しくて不安な時にこそ宗教が流行るのが、過去の歴史の教えるところのようです。
そういう意味では、オウムや幸福の科学は一種の贅沢病であって、「物質社会へのアンチテーゼ」にはなれますまい。むしろ、共産党も敬遠するような病人と貧乏人を組織して、「ご本尊を拝むと金が儲かるぞ!」とやった創価学会のほうが、着々と心の時代を実現しています。
おそらく、多くの新宗教が創価学会に勝てないのは、その「原点」にあるのではないでしょうか。そして、そういう宗教がひとり勝ちする日本という国で、「近代」「物質文明」を超える思想なんて根付くでしょうか。
俺の生誕50周年(7.13)を記念して、翌日の7月14日にオフ会開催予定。参加予定の方、ご返事しなくてごめんなさい。今日中にします。参加希望者、「sinzinruiアッとマークi.bekkoame.ne.jp」および、mixi・facebook・Twitterのメール機能etcでご連絡下さい。
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