問題1 答え

灘中学校96年1日目第9問(解答・解説)の図1

逆から見る(赤色の矢印)と、Tの個数は、1秒前のBの個数と一致し、Bの個数は、1秒前のTの個数の2倍とBの個数の和になっていることがわかります(式で表すと、(ある時間のBの個数)=(1秒前のTの個数)、(ある時間のTの個数)=(1秒前のTの個数)×2+(1秒前のBの個数)となります)。
あとは、表を完成させればおしまいですね。

灘中学校96年1日目第9問(解答・解説)の図2


答えは、171になります。

問題2 答え

 

(解法1)道の選び方の問題には、次のような有名な問題があります。
(問題)次の図で、点Pから点Qまで遠回りしないで行く方法は、全部で何通りありますか。

道の選び方の問題の図1


この問題に対しては、下図のように、角の点までの行き方を書き込む解法があります。

道の選び方の問題の図2


ある角までの行き方は、その手前の角までの行き方の和なっています。
この方法を、本問に応用します。
ただし、本問題の場合、同じ地点を何度も通るために数字で混乱する可能性がありますので、各秒ごとに数字にしるしをつけていきます。

ラ・サール中学校97年1日目第4問(解答・解説)の図1


上の図より、(1)6通り(2)21通り(3)60通りとわかります。

(解法2)
B、C、Dは条件的に同じだから、B=C=Dとなります。

ラ・サール中学校97年1日目第4問(解答・解説)の図2


逆から見る(ピンク色の矢印)と、A=(1秒前のB)+(1秒前のC)+(1秒前のD)=(1秒前のB)×3となります。
また、B=(1秒前のA)+(1秒前のC)+(1秒前のD)=(1秒前のA)+(1秒前のB)×2となります。
あとは、表を完成させればおしまいですね。

ラ・サール中学校97年1日目第4問(解答・解説)の図3



(解法3)

ラ・サール中学校97年1日目第4問(解答・解説)の図4



(練習問題)2つの細胞(さいぼう)AとBがあって、Aは、1秒ごとに1回変形し、B1個になり、Bは、1秒ごとに1回分裂し、A3個とB2個になることがわかっている。最初、A1個からスタートするとして、7秒後にAは□個となる。

(解答)

ラ・サール中学校97年1日目第4問(解答・解説)の図5


逆から見る(ピンク色の矢印)と、(ある時間のAの個数)=(1秒前のBの個数)×3となります。
また、(ある時間のBの個数)=(1秒前のAの個数)+(1秒前のBの個数)×2となります。
あとは、表を完成させればおしまいですね。(解法2)の図を参照してください。
答えは、546になります。

問題3 答え

(1)3数の和の最小値は、1+2+3=6(<10)であり、最大値は、10+9+8=27(<30)であるから、3数の和が10の倍数となるのは、次の(ア)、(イ)の場合が考えられます。
(ア)3数の和が10の場合  10は最小値の6に近いから、小さいほうから樹形図をかきます。

神戸女学院中学部96年2日目第1問(解答・解説)の図1

  4通り
(イ)3数の和が20の場合  20は最大値の27に近いから、大きいほうから樹形図をかきます。

神戸女学院中学部96年2日目第1問(解答・解説)の図2

  7+6+5=18<20だから、一番大きい数は8以上だとわかりますね。
  8通り
以上、(ア)、(イ)より、求める場合の数は
 4+8=12通り ←(ア)、(イ)は同時に起こらないので、和の法則で求まりますね。

(2)10個の玉の中から7個の玉を同時に取り出すというのは、取り出さない3個の玉を「取り出す」ことに他なりませんね。この問題は、ここがポイントです。  裏を考える!
7数の和が最大となるのは、取り出さない3数の和が最小となるときだから、7数の和の最大値は、
 55-(1+2+3)=49(<60(15×4))
 1から10までの和です。よく出てきますね。(★)を参照しましょう。
となります。
7数の和が最小となるのは、取り出さない3数の和が最大となるときだから、7数の和の最小値は、
 55-(10+9+8)=28(<30(15×2))
 1から10までの和です。
となります。
したがって、7数の和が15の倍数となるのは、次の(A)、(B)の場合が考えられます。
(A)7数の和が30の場合、すなわち、3数の和が55-30=25の場合
  25は最大値の27に近いから、大きいほうから樹形図をかきます。

神戸女学院中学部96年2日目第1問(解答・解説)の図3

  9+8+7=24<25だから、一番大きい数は10以上だとわかりますね。
  2通り
(B)7数の和が45の場合、すなわち、3数の和が55-45=10の場合
これは(1)の(ア)の場合に他なりませんね。
  4通り
以上、(A)、(B)より、求める場合の数は
 2+4=6通り ←(A)、(B)は同時に起こらないので、和の法則で求まりますね。

(★)等差数列の和を求める手法をついでに確認しておきましょう。
  S= 1+2+3+4+5+6+7+8+9+10
)S=10+9+8+7+6+5+4+3+2+1
 S×2=(1+10)×10
 S=(1+10)×10/2=55
イメージ図
 ○○○○○○○○○○●
 ○○○○○○○○○●●
 ○○○○○○○○●●●
 ○○○○○○○●●●●
 ○○○○○○●●●●●
 ○○○○○●●●●●●
 ○○○○●●●●●●●
 ○○○●●●●●●●●
 ○○●●●●●●●●●
 ○●●●●●●●●●●

問題4 答え

小さい箱に入れる4個が決まれば、大きい箱に入れる6個は自動的に決まるので、小さい箱に入れる4個について考えます。 ←大きい箱に入れる6個について考えてもいいですが、玉の数が多いから少し面倒ですね。
以下、赤玉をR、白玉をW、青玉をBと表記します。
もれなくダブりなく数えるために、Rの個数で場合分けをして考えます。 ←Rの個数で場合分けするのは、次の理由からです。Bは5個あるので、R、Wの個数にかかわらず、Bで小さい箱(4個入れる)を埋め尽くすことができるので、条件的に厳しくないですね(残りの個数にするのに最適ですね)。また、Wの個数は、Rの個数より1個多いので、Rより条件的に厳しくないですね(それに、Wの個数で場合分けすると、場合分けが1つ多くなり、少し面倒です)。
(ア)R2個の場合  Bの個数は、自動的に決まるので省略しています。
           W2個
           W1個
           W0個
  3通り
(イ)R1個の場合
           W3個
           W2個
           W1個
           W0個
  4通り
(ウ)R0個の場合
           W3個
           W2個
           W1個
           W0個
  4通り
以上、(ア)、(イ)、(ウ)より、求める場合の数は
 3+4+4=11通り ←(ア)、(イ)、(ウ)は同時に起こらないので、和の法則で求まりますね。

(別解)樹形図の利用(結局、場合分けと同じことですが・・・)
条件の厳しいR、W、Bの順に樹形図をかいていきます。 樹形図は条件の厳しいところから!

神戸女学院中学部95年2日目第7問(解答・解説)の図

問題5 答え

規則性の問題では、次のように考えるといいでしょう。

  小さな例を作り実験 ⇒ 観察 ⇒ 規則性の把握(はあく) ⇒ 一般化

神戸女学院中学部93年1日目第5問(解答・解説)の図


上図のグリーンの丸囲みのようにうまく対応させましょう!
各組は連続3整数で構成されているから、(各組を構成する)整数は、3×100=300個あり、これが100番目を構成する最後の数になっています。したがって、100番目の数は298299300となります。 ←300から1ずつさかのぼって299、298を出します。

(2)
 1~300までの1桁の整数は、1~9の9個
 1~300までの2桁の整数は、10~99の99-9=90個
 1~300までの3桁の整数は、100~300の300-99=201個
9、90、201とも3で割り切れるので、本問の数列は、3桁の場合、6桁の場合、9桁の場合しかありません(因(ちな)みに、3桁の場合は、9÷3=3個、6桁の場合は、90÷3=30個、9桁の場合は、201÷3=67個となります)。
そこで、場合分けをして考えます。
(ア)3桁の場合
明らかに0個ですね(問題文のところの数列を見ればわかりますね)。
(イ)6桁の場合
 □□  (□は2桁の整数、各□は異なる数です)
   10台の整数(3の倍数)
10台の数字は10~19の19-9=10個あるから、十の位の数が1である数の個数は、3個もしくは4個(先頭(10台の最初の整数)が、3の倍数の場合)の可能性がありますが、3の倍数であるということを考慮すると、3個に確定します。
(ウ)9桁の場合
 ○○  (○は3桁の整数、各○は異なる数です)
   △1△(△は1桁の整数、各△は同じ数とは限りません)となる整数(3の倍数)
百の位が(0、)1、2、3、・・・9の各場合とも、十の位の数が1である数の個数は、3個もしくは4個(先頭(3桁の数△10)が、3の倍数の場合)の可能性があります。
  (000台     3個     010)←(イ)の場合ですね。
   100台     3個     110   3の倍数となるのは、各位の和が3の倍数の場合です。
   200台     4個     210(3の倍数)
   300台     3個     310
   400台     3個     410
   500台     4個     510(3の倍数)
   600台     3個     610
   700台     3個     710
   800台     4個     810(3の倍数)
   ・・・・     ・・・ 
  210(3の倍数)→(各位の和が3増加)→510(3の倍数)→(各位の和が3増加)→810(3の倍数)
  本問では、300台以降は、不要です。
 以上、(ア)、(イ)、(ウ)より、求める場合の数は
 3+7=10個

本問の整数が100個ではなく、300個の場合、どうなるか考えてみましょう。
上の解説が理解できていればすぐにわかるはずです。

問題6 答え

(1)

フェリス女学院中学校96年第5問(解答・解説)の図1


一番小さい扇(おうぎ)形は、図1の扇形ア(赤色で囲まれた、半径1cm、中心角30度の扇形)で、一番大きい扇形は、図1の扇形イ(半径4cmの半円)ですね。
面積を比べるために、図1の扇形ウ(黄緑色で囲まれた、半径4cm、中心角30度の扇形)を考えてみましょう。
扇形アと扇形ウは相似で、相似比は1cm:4cm=1:4だから、面積比は1×1:4×4となります。←「相似比 A:B → 面積比 A×A:B×B」
また、扇形イは扇形ウの6個分だから、求める面積比(一番大きいおうぎ形の面積と、一番小さいおうぎ形の面積の比)は
 4×4×6:1×1=96:1
となります。

(2)
中心(A)と残りの2点(同じ半円周上)で扇形が決まります。残りの2点のうち「右側」の点を固定して考えて(図3の数字の書き込んでいる部分が「右側」の点となる可能性があります)、その際に残りの点(「左側」の点)が何個取れるか(これが扇形の個数に他なりません)を書き込んで行きます。
わかりにくいので、具体例で考えてみましょう。

フェリス女学院中学校96年第5問(解答・解説)の図2



残りの2点のうち「右側」の点をBに固定して考えます。すると、残りの点(「左側」の点)として、C、D、E、F、G、Hの6点が取れる(扇形ABC、ABD、ABE、ABF、ABG、ABHの6個ができますね)。ので、Bのところに6と書き込みます。
次に、残りの2点のうち「右側」の点をCに固定して考えます。すると、残りの点(「左側」の点)として、D、E、F、G、Hの5点が取れる(扇形ACD、ACE、ACF、ACG、ACHの5個ができますね)ので、Cのところに5と書き込みます。
以下、順次同じ作業を繰り返すだけですね
しかも、以上の処理は、半径1cmの半円周上、半径2cmの半円周上、半径3cmの半円周上、半径4cmの半円周上すべてにおいてまったく同様にできますね。

フェリス女学院中学校96年第5問(解答・解説)の図3


求める個数は、
 (1+2+3+4+5+6)×4
 =(1+6)×6×1/2×4  
 =84個

(別解)
中心(A)と残りの2点(同じ半円周上)で扇形が決まります。図2を見てください。
残りの2点の決め方は、B、C、D、E、F、G、Hの7個の点の中から2個の点の選び方に他ならないので、
 (7×6)/(2×1)=21通り (※)を参照しましょう。
半径1cmの半円周上、半径2cmの半円周上、半径3cmの半円周上、半径4cmの半円周上すべてにおいて同様に考えることができるので、求める個数は
 21×4=84個
となります。

(※)組み合わせ
7個の点の中から1個目の点の選び方は7通りあり、そのそれぞれに対して、2個目の点の選び方が6通りあります(7×6通り)。ただ、組み合わせとしては同じもの(例えば、1個目Bで2個目Hと1個目Hで2個目B)を2×1回ずつカウントしています(2×1倍カウントしているということです)。そこで、7×6を2×1で割ればいいんですね。

問題7 答え

(1)
説明の便宜(べんぎ)上、1曲目が始まってから、再び1曲目が始まるまでを1タームと呼ぶことにします。
1タームの時間は、
  4分+15秒+4分25秒+15秒+4分55秒+15秒 ←最後の15秒をうっかり落とさないように! 曲と「休み」をペアにして数えれば、大丈夫ですね。
 =14分5秒 秒の部分、分の部分をそれぞれ先に計算すると、計算が少し楽ですね。
14分5秒×4<60分(1時間)<14分5秒×5となることは、すぐにわかりますね。 ←15分×4=60分が頭を過(よぎ)りますよね!
  60分-14分5秒×4
 =60分-56分20秒
 =3分40秒
3分40秒<4分(1曲目の曲の長さ)だから、1時間後は、(第5ターム目の)1曲目の曲が流れています。

(2)

はじめの30分 15分 1時間15分(2時間-30分-15分)
(ア) (イ) (ウ)


(ア)30分は1時間のちょうど半分だから、(1)の数字を利用するとすぐに見当がつきますね。
  30分-14分5秒×2
 =30分-28分10秒
 =1分50秒
1分50秒<4分だから、30分後は3ターム目の1曲目の曲が流れているので、30分間に2曲目の曲は2回流れたことがわかります。

(イ)曲は全然流れていないので、当然、2曲目の曲も流れていません。

(ウ)1時間より15分(14分5秒と大して変わりませんね)長いだけだから、(1)の数字を利用して見当をつけることができますね。
14分5秒×5<75分(1時間15分)<14分5秒×6となることは、すぐにわかりますね。
  75分-14分5秒×5
 =75分-70分25秒
 =4分35秒
   3曲目から曲が流れていることに注意!!
4分35秒<4分55秒(曲目の曲の長さ)だから、1時間15分後は6ターム目の3曲目の曲が流れているので、1時間15分の間に2曲目の曲は回流れたことがわかります。 ←3曲目の曲・1曲目の曲・2曲目の曲の順に流れることに注意!!

以上、(ア)、(イ)、(ウ)より、2曲目の曲が流れた回数は、
  2+0+5=7回
となります。  

なお、時間を秒に揃(そろ)えて、計算することも可能ですが、やめたほうがいいでしょう。
特に、桜蔭中学の短い試験時間(04年からは、50分になりますが・・・)を考慮すると、避けるべきでしょう。

問題8 答え

どの種類の硬貨も1枚以上使うことと金額を5で割った余り(5円未満の端数)は1円で支払うしかないことを考慮(こうりょ)すると、 ←厳しい条件をまず考慮します。
  118-(50+10+5+3)=50円
を1円、5円、10円、50円の4種類の硬貨(1円は7枚で、それ以外の硬貨は、9枚ずつあります)で支払う方法を求めればいいですね。
あとは、樹形図を描いて数え上げるだけです(表をかいて数え上げてもいいでしょう)。
  条件の厳しい50円硬貨の枚数から描き始める!
      50円硬貨1枚→10円硬貨5枚に両替
      10円硬貨1枚→5円硬貨2枚に両替
      5円硬貨1枚→1円硬貨5枚に両替

樹形図


以上より、支払う方法は11通りとなります。

問題9 答え

(1)

甲陽学院中学校99年2日目第3問の図1


 (求める個数)
 =(4桁(けた)の数の個数)-(各位の数がすべて異なる4桁の数の個数)
         数えすぎ  →  調整
 =4×4×4×4-4×3×2×1
 =8×(32-3) 分配法則の逆を利用しました。
 =8×(30-1)
 =240-8 分配法則を利用しました。
 =232個
なお、16×16=256を覚えていれば、単純に
 256-24=232個
と計算するほうがいいでしょう。

(別解)

樹形図を描きます(少し面倒ですが・・・)。
条件の対等性を利用することで少し楽になります。

甲陽学院中学校99年2日目第3問の図2(樹形図)

        同じ色で囲んだ部分の枝の配置は同じになります。

 {4×4+(4×2+3×2)×3}×4=58×4=232個

(2)

(ア)1000台の数

 (1000台の数の個数)-(各位の数がすべて異なる1000台の数の個数)
 =1×4×4×4-1×3×2×1
 =64-6=58個 ←1、2、3、4が条件的に同じこと(対等性)を利用して、232÷4とすると楽になります。

(イ)2000台の数

 58個 ←1と2は条件的に同じ(対等性)だから、(ア)と同じになります。

(ウ)3000台の数

書き出しましょう。
  3111
    12
    13
    14
  3121
    22
    23
    24
  3131

(ア)、(イ)、(ウ)より
  58×2+4+3+1=124番目

なお、(1)で樹形図の解法を採用した場合、樹形図を読み取る(千の位が3のところと千の位が1のところの枝の配置は同じなので、完成させていなくても読み取ることができます)ことで、(2)の答えを出すこともできます。

問題10 答え

規則性の問題では、次のように考えるといいでしょう。

  小さな例を作り実験 ⇒ 観察 ⇒ 規則性の把握(はあく) ⇒ 一般化

花がついている人形の個数 1個目    2個目    3個目    4個目    5個目       □個目   
人形のある位置(左端から) 1番目    2番目    4番目    7番目    11番目       50以下   
     +1    +2    +3    +4            +□


上の赤数字のようにうまく対応させましょう!
1+(1+2+3+4+…+□)が50をはじめて越えたときの□が求める個数になります。
1+2+3+4+…+10=55で見当をつけることができますね。
求める個数は、10個となります。

なお、1+(1+2+3+4+…+○)≦50を満たす最大の○(9となります)を見つけて、○+1=9+1=10個としてもよいでしょう。
また、1+2+3+4+…+10=55で見当をつけることができなかったら、書き出して調べるか、等差数列の和の公式を使った後で見当をつけることになります。

(1)だけを考えた場合、書き出すのはベストではありませんが、(3)まで視野に入れた場合、書き出すのがベストでしょう。(3)を解く際に書き出す必要性があるからです。

(2)
リボンをつけている人形は、「2で割って1余る数(奇数ですね)」番目の人形になり、帽子をかぶっている人形は、「3で割って2余る数」番目の人形になります。 ←すぐにわからない人は、順番に書き出して調べましょう。
リボンと帽子の両方をつけている人形の次の人形(Pとします)は、「2でも3でも割り切れる数」番目の人形です。
一番初めにPが現れるのは左端から6(2と3の最小公倍数)番目だから、一番初めにリボンと帽子の両方をつけている人形が現れるのは左端から6-1=5番目になります。

数が少ないので、リボンが2個周期、帽子が3個周期で出てくることに着眼し、6(2と3の最小公倍数)個目までを調べてもよいでしょう。

(3)
リボンと帽子の両方をつけている人形は、(2)の後6個ごとに現れます。
書き出してみると、次のようになります。 ←(6の倍数)-1と考えると、書き出しやすいでしょう。

  5  11  17  23  29  35  41  47

また、花をつけている人形を書き出してみると、次のようになります。

  1  2  4  7  11  16  22  29  37  46

以上より、リボン、帽子、花の3つをつけている人形は、11番目と29番目の2個となります。

(別解)(2)(3)をまとめて処理します。全部で50個なので、このようにするのが実戦的かもしれません。

     
↓リ    ↓リ    ↓リ    
   ↓帽       ↓帽      
10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44 45 46 47 48
49 50            



リボンと帽子の両方をつけている人形は、左から5列目だけですね。

(2)左から5列目、上から1番目になるので、5番目となります。
(3)左から5列目の中で、花をつけている人形をチェックすればいいですね。

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