2012年07月03日

節電対策その@ 自動販売機の緑化


炎天下に設置された自動販売機はまさに「屋外の冷蔵庫」そのものです。

節電のために緑化してしまいましょう。

私は木工家としてさまざまなプランターをつくってきました。木工家としての発想力をもってこの国の節電対策とランドスケープの美化にアイデアを出していく所存です。

方法は実に簡単です。自動販売機の前面と裏面を除いた両側面と上の面を木で囲ってしまうのです。自動販売機サイズの コ の字を反時計まわりに90度回転させたものを自動販売機にスポッとかぶせるイメージです。

18ミリ〜20ミリ厚の木材の加工ですから素人でも作ることができます。そして上部には四方 口 に落下防止用の高さ5cmくらい木材を設置すれば、後はプランターを乗せるだけです。主目的は節電ですから、市民運動として定着するまでは、「その辺」にある雑草でも構わないと思います。

私は、以前に工房兼クラフトショップを持ち、自動販売機を設置したことがありますが、夏場は売り上げが5万円、電気代も5万円という状態でした。今なら、確実に節電対策を行うことでしょう。

設置業者にもメリットがあります。工房はコカコーラでしたが側面の木部を使ってタイムリーな情報を地域の人々に提供できたり、反対に地域の人の声を聞いたりと、コミュニケーションの場として自動販売機が機能するようになるでしょう。節電のためです。住民は花を提供してくれるかも知れません。冠水してくれるかも知れません。

このように、 コ 字型の木枠を金属枠に設置すると以下の写真のような無機質な道路の金属部分も、ツタなどで容易に覆うこと事ができます。

無機質な道路.JPG


理論的には、東京都のイチョウのマークが入ったガードレールもすべて緑化することができます。

これまでの屋上緑化はビジネスサイドからのみの発想であるため、会社が儲かるシステムばかりが自治体や企業に提案されてきました。そうではなくて、屋上を住民や企業市民に開放された緑の憩い場所と考えると、屋上に人々の「趣味」「楽しみ」「文化」が集ってきます。

私は、以前に入間青年会議所で講演した際、お茶の「観葉植物」を製造販売したら面白い結果になると提案したことがあります。茶はツバキ科ですから一本立ちできます。春から秋口まで心を落ちつかせる新芽のグリーンが楽しめます。新芽をてんぷらにすることもできます。新芽を口にするととてもすっきりした気分になれます。

屋上緑化はお茶の木で、そんなふうになったらなんて文化的でしょうか。

さらに、です。節電の問題より暑さ対策、ヒートアイランド対策ですが、公立の小学校と中学校、高校の体育館を、鉄鋼を利用して囲み、屋上をつくると効果的と考えます。屋上には木製のビニールハウス(夏場は解放)が設けられ、拾ってきたドングリを木に育てるためのプランターが並んでいます。

そして、屋上の水やりは、安全に管理された階段をつかった子供たちの「ペットボトルリレー」でまかなわれます。(ドリーム党は、全国レベルの「ペットボトルリレー大会」を提案していきます)

緑化に関してはアイデアをたくさん有しています。中曽根元総理が、「総理になったとき、政策の貯金がたくさんあった」というような話をされていますが、私も発想では引けをとりません。

3年後の都知事選になるのか、その前なのか分かりませんが、数多くのアイデアを有するドリーム党を、いつか世にデビューさせたいと考えています。
posted by M.NAKAMURA at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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