三浦、ゴンに負けてもリーゼント「切らない」…ＤｅＮＡ

　巨人のディッキー・ゴンザレス投手（３３）が２日、３日のＤｅＮＡ戦（横浜）で投げ合う三浦大輔投手（３８）を“挑発”した。６月から後ろ髪だけを伸ばしている助っ人は、リーゼントがトレードマークの番長に「試合で勝った方の髪形にするっていうのは、どうだい？」と提案。三浦も「おまえをリーゼントにしてやる！」と対抗心をあらわ。お気に入りの髪形を懸けて勝負する。

　ゴンザレスの“挑発”を伝え聞いた三浦は、「俺は髪を切らないけど、（君は）負けたらリーゼントにしろ。ちょっと理不尽かもしれんけど、まぁええか」。余裕の切り返しで報道陣を笑わせた。だが、巨人打線について聞かれると表情は一変。「相手は好調だが、ホームランを怖がって逃げの投球だけはしたくない。気持ちで勝てるように、攻めます」と通算１５０勝がかかる一戦に闘志をみなぎらせた。

　昨年までチームメートだった村田とは初対決となるが「個人的には何もない。チームが勝つためにどうするか。巨人はすごい打者が多いので、そう簡単にはいかないと思うが、抑えられる方法はある」と自信を見せた。今季は６勝で監督推薦で５度目の球宴出場も決定。「なめられないようにしたいし、いいところを見せたい」と意気込んだ。