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2012年7月2日(月) 19:45 |
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下落続く中、倉敷駅北の宅地は上昇
相続税や贈与税などの算定基準となる土地の価格「路線価」が発表されました。 下落が続く中で、大型商業施設が開店した倉敷駅北口周辺の宅地で上昇がみられます。
岡山県内で最も路線価が高かったのは、JR岡山駅前の岡山市北区本町です。 1平方メートルあたり92万円で、前の年と比べて5.2%下落しています。 31年連続で県内で最も高いものの、リーマンショック以降は4年連続の下落です。 国土交通省によりますと、震災の影響で不動産市場が一時的に停滞したことや、長引く景気低迷で需要が回復していないことなどが要因とみられます。 また、岡山県内の標準宅地6751地点は、平均で3年連続の下落でしたが、その中でJR倉敷駅北口周辺の36地点は平均6.3%上昇しました。 大型商業施設開店の影響とみられています。 一方、香川県内で最も路線価が高かったのは、高松市兵庫町の中央通りで1平方メートルあたり34万円で、去年より8.1%下落しました。 4年連続の下落です。 高松国税局では「テナントビルの空室率が高く、賃料の低下に伴ってビル自体の収益性が低下し下落幅が大きくなっている」と分析しています。
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