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2012年7月2日(月) 19:45 |
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節電の夏、工場などで取り組み始まる
7月に入り、2日から政府の要請する節電期間に入りました。 夏の電力不足に対応するため、岡山県内の工場や自治体などでも節電の取り組みが始まっています。
倉敷市の三菱自動車水島製作所です。 工場が稼働している時は、1時間あたりおよそ5万キロワットの電力を消費しています。 これは一般家庭の約4万世帯分に値します。 この工場では、電力消費の大きい時間帯として政府が節電を要請する、午後1時からの電力を抑えるため、本来正午過ぎから1時間の昼休みを午後1時からに変更しました。 昼休みの時間をずらしたため、従業員は午後1時を回ってから昼食をとります。 この1時間で、およそ3万8千キロワットの電力が抑えられると言います。 また、場内の電力使用量を監視する部屋では、使用量が予定を超えそうな場合、鋳造用の電気炉を止めるなどの節電にも努めます。 緑のカーテンに取り組んでいるのは、玉野市役所です。 今年で5年目になります。 庁舎の東側で育てていて、すでに幅10メートル、高さ3メートルほどに成長したゴーヤのカーテンが夏の強い日差しを和らげます。 小さな積み重ねが大きな力になります。 節電の夏を乗り切るためには、企業や自治体だけでなく家庭でも節電に努めることが大切なのではないでしょうか。
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