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【芸能・社会】たくましく美しく 小百合先生 野原に咲く2012年7月3日 紙面から
吉永小百合(67)の主演映画「北のカナリアたち」(阪本順治監督、11月3日公開)の第2期撮影が、秀峰・利尻山(利尻富士)がそびえる北海道の利尻島でスタートし、ロケ現場が報道陣に公開された。吉永は「今回はアクションシーンが多いんですよ…最も得意な!」とジョークを飛ばして笑いつつ、「腕立て伏せを毎日30回やって鍛えてます」と張り切っている。 1日に利尻島で行われた会見で吉永はこうも話した。「この前、田中絹代さんの本を読んだけど、67歳で亡くなり、私もいま同じ年。こんな形で現場でやらせていただいてるのは本当に幸せなこと。あと何本やれるかわからないが、今の一瞬を、映画にかける思いを込めたい」 子役6人には、「自然に接してもらえるよう、吉永さんじゃなく、はる先生って呼んでちょうだい」と声をかけてあり、「ずっと、はる先生が担任の生徒でいたい」と慕われている様子。吉永自身も「子どもってパワーあるんで、それに負けないエネルギーを持ってないと」と気を引き締める。 冬の第1期撮影は北海道の礼文島で厳寒の中、敢行された。ストーリー上では、20年後、大人になった教え子たちとのシーンが中心。今回の第2期撮影は、逆に20年昔にさかのぼってのシーン。7月下旬にクランクアップの予定で、吉永は「あと1カ月、(子どもたちと)ステキなシーンをたくさん撮りたい。感動を与えられる映画に仕上がってると思う」と笑顔を見せた。 【北のカナリアたち】 「告白」の湊かなえ原作。分校教師・はるの指導で、6人の生徒たちの歌声は島の人々の心を癒やしていた。そんな時、ある事故が起き、子どもたちは心に傷を負い、はるは追われるように島を出る。20年後、教え子の一人が東京で事件を起こしたと聞き、はるは教え子たちと再び会うため、島に向かう。登場人物たちの20年間の思いが明らかになっていく。 20年後の教え子は森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平が演じる。共演はほか、柴田恭兵、仲村トオル、里見浩太朗ら。 PR情報
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