チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~

すべての女性と未成年のために、1日1個ずつセシウムを検査して公表しています。LB2045使用。発表している値は1kgあたりのセシウムです。

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首相官邸前の道は人で埋まり、六本木通りも、

その横断歩道にも人が入りきれず、はみ出る

勢いだった先週金曜日の抗議デモ。


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思いは人それぞれ。自転車にメッセージを

デザインする人もいれば、こんな人たちも!


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経済産業省前では、瀬戸内寂聴(90歳)が

メシを抜いて抗議をするなど、なにげに僧侶も

原発には異を唱えています。「人間の手に、

あまりに大きすぎるものを使うべからず」。


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抗議の列は、首相官邸がまったく見えない

はるか遠くまで続き、「危ない原発の再稼働に

反対する声」を、クルリンパ野田首相に必死に

訴えていました。


その野田首相は、自らの責任で再稼働すると

言っておきながら、事故が起こった時の責任は

取らないとホザくクルリンパぶり。こうなったら、

1号機の地下に溜まった13シーベルトの水を

アッツアツに熱して顔面にかけてやりたい!

それくらいの激しい怒りを覚えますが・・・。


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以前もお伝えした通り、再稼働を予定している

大飯原発は、津波が来たら一発でアウトです。

海から撮影すれば、それが一発でわかる!


この不都合な真実を隠すため、関西電力は

必ず陸からの写真を使い、政府やメディアも

この写真をもとに安全だと言っていますが・・・。


津波対策は、これから。


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そんな大飯原発の再稼働に反対するため、

おおい町では、公園を占拠する、日本初の

「オキュパイ」が実現しました。


「オキュパイ」とは、AカップからGカップまで、

時にはHカップやIカップまで、カワイイ女子が

「ブラジャー」と言う名のベールで隠したという

幻の秘宝で、昔から男たちは、この秘宝を求め、

海を渡ると言われている。そう、この話を映画に

したのが、「パイオーツ・オブ・カリビアン」で、

秘宝を手にしたとされる伝説の海賊によると、

「この世のものとは思えないほどの触感と

癒しである」と述べ・・・・・・


なんということでしょう。ここまで説明した所で、

間違えて「おっぱい」の説明をしていることに

気づきました。僕としたことが、うっかりミスです。


えぇ、カワイイ女子の家に遊びに行った時に、

そのコのタンスに入っていたはずのブラが、

なぜか僕のカバンの中に入っていたぐらいの

「うっかり」です。改めて、オキュパイの説明を。


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「オキュパイ」とは、公園や道路などの公共の

スペースを占拠することで、こういった場所が

本来は「市民のもの」だということを再認識し、

行政に問題定義をすること。


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公園に張られた無数のテント。


「安全対策がまったくできていない原発を

動かしてはいけない」。そう思った人たちが

全国各地から集まり、日本初のオキュパイを

実現しました。


アメリカでは、ウォール街を占拠したのが

ニュースになりましたが、日本で初めての

オキュパイは、ここ、「おおい町」のようです。


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僕はここで、宮崎から来た、サーファーで

農家をしているという「サーファーマー」

お父さんに出会いました。


「どうしてオキュパイに参加しているの?」


宮崎にいるサーファーのお父さんが、わざわざ

福井まで来て、テントの中で寝泊まりしている。

こんなことにメリットがなく、動機が気になる!

そんな方も多いのではないでしょうか。


お父さんは、「北九州で放射能に汚染された

瓦礫を燃やされた時に、九州がヤバい!」

思ったのだそうです。


「今は安全だと言っているが、実際のところ、

放射能の影響は分からない。もし数年経ち、

やっぱり放射能は危ないと分かった時に、

人々が逃げられる場所を残しておくべき。

九州は安心して暮らせる場所であるべき。」


「それなのに、北九州という九州の玄関で

瓦礫を燃やすなんて、日本の命綱を自分で

切るようなもの。もう原発を許しておけない。

だから、福井まで来たんです!」


このオキュパイに、地元の人はどう思うのか。

おおい町は、8800人ほどの人口の1割近くが

大飯原発で働いているし、大飯原発で働く人が

使うお金に頼っている側面もある。


だから、ほとんどの人は沈黙したまま。

しかし、このテントで寝泊まりしている人たちの

洋服を洗濯してくれるおばちゃんや、差し入れを

持ってきてくれるおじちゃんも、たくさんいる・・・。


言葉には出せないけれど、

こっそりと何かをしてくれる。


そして、お隣の高浜原発のプルサーマルには、

異議を唱える町民も多い。一方で、高浜に住む

人たちも同じように、大飯原発の再稼働に異を

唱えている人たちは多いのです。


自分の町のことは言えないが、

他の町のことだったら言える!


僕がここに来て感じたことは、大飯原発は

とてもデリケートな問題だが、町民の間にも

心の中で「原発は長いこと続けられない」

思っている人たちは多い。ただ、口に出せない。

これが日本の独特の文化なのかもしれません。


明日、7月4日には、大飯原発の商業運転を

開始することになりました。すべては政治家、

官僚、電力会社、原子力ムラのシナリオ通り。


これが新たな悲劇の「始まりの一歩」だと

言うことを、日本人は感じなければなりません。

止めたくても止められない、「核」という麻薬!

明日は、いよいよ大飯原発の中に行きます。