国務会議(閣議に相当)での「密室決定」と署名延期で物議を醸している韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、韓国政府高官は1日、本紙の電話取材に対し「国会が反対するなら締結を推進しない」と語った。
また「北朝鮮に対するより多くの情報を得るために締結を進めてきたが、協定を結ぶ相手が日本という理由で国会と国民が反対するなら『より少ない情報』に頼らざるを得ないのでは。北朝鮮に関する情報は主に米国から得ているため、世論に逆らってまで日本と協定を結ぶ必要はない」と述べた。