政治生き残り懸け「石原新党」たちあがれ、準備進める2012.7.1 18:55

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生き残り懸け「石原新党」たちあがれ、準備進める

2012.7.1 18:55 石原慎太郎
シンガポールの日本映画祭であいさつする石原慎太郎知事=1日、シンガポール国立博物館

シンガポールの日本映画祭であいさつする石原慎太郎知事=1日、シンガポール国立博物館

 たちあがれ日本が、同党の「応援団長」を自称する石原慎太郎東京都知事を党首に据える新党立ち上げの準備を進めている。今月上旬にも「新党の政策のベース」(平沼赳夫代表)となる基本政策を発表予定で、次期衆院選での生き残りを懸け“石原新党”への期待感を高めようと懸命だ。だが、石原氏が本当に新党設立に動くか明確ではない。

 基本政策は「天皇を元首とする自主憲法の制定」「50年後も持続可能な社会保障制度の創設」など11項目。財源として消費税増税を盛り込むとともに、デフレ脱却や経済成長のための大規模な財政出動も掲げる方針だ。石原氏が進める沖縄県・尖閣諸島購入計画を後押しする。

 党内からは民主党が分裂の危機を迎えている「今こそが好機」(同)と、早期立ち上げを促す声が上がる。ただ、肝心の石原氏は、橋下徹大阪市長との連携も模索しているとされ、新党は「石原氏にしか分からない」(党幹部)。

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