(cache) ニャル子さん第２話のクトゥルフネタ全部解説 - クトゥルー／クトゥルフ神話作品発掘記

　さあ、今週もやりますよー！

■　イラスト＆台詞抜き出し解説

「冒涜的な手榴弾っ！」：「冒涜的な」はクトゥルー神話作品でよく登場する形容。「名状しがたい」、「忌まわしい」なども同様。なお、原作小説では「モンティ・パイソン」に登場する「聖なる手榴弾」ネタとして真尋に突っ込まれている。

「夢見るままにまちいたり」：『這い寄れ！ニャル子さん』の応募時のタイトル。さらにその元ネタは、クトゥルフ神話において有名なニ連句。「ルルイエの館にて　死せるクトゥルー　夢見るままに待ちいたり（ふんぐるいむぐるうなふくとぅるうるるいえうがふなぐるふたぐん：Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn.）」より。

「今この時、星辰は正しい位置に付き、ルルイエは浮上する」：ルルイエとは海底に沈んだ石柱都市。星辰が揃うと海面に浮上するとされる。クトゥルー神話のネーミングの由来ともなった偉大なるクトゥルーが眠っている。

「ノーデンス」：深淵の大帝と呼ばれ、ぶっちゃけ海神ポセイドンと似たような姿で描かれることがおおい。銀の腕を持ち、イルカに乗る。こんな姿。

「クトゥグア」：炎を司る邪神。宇宙規模の純粋な火力を神化させたような存在で、ニャルラトテップの天敵とされる。あまりイラスト化されないが管理人のイメージではこれとかこんな感じ。『暗黒神話体系シリーズ　クトゥルー４』に収録された『闇に棲みつくもの』ではニャルラトテップが棲むン・ガイの森を焼き尽くした。

　時間のある人は、ニャルとクトゥグアに関するこの動画をごらんあれ。「だいたいあって」いますから。

「ルルイエ直行水上タクシーのダゴンくんです」：ダゴンは海の邪神。半魚人を巨大化させたような姿をイメージすればＯＫ。イメージ画像はこんな感じ。ダゴンの本気モード（戦闘）を知りたいなら、この動画の01:00位からを、ちょっとだけ見ると良いかもですよ。

「ガールフレンドのハイドラちゃんがこれまたプリティで」：ハイドラはダゴンの妻とされる存在。

　ルルイエとはクトゥルーが眠るとされる海底の石柱都市。ルルイエのデザインの元ネタは恐らくこのあたり。■、■、■。

　ニコ動によるとこんな感じでファミマもあるらしい。

「株式会社クトゥルーが運営する地球ルルイエランドです」：東京ディズニーランドのパロ。

　クトゥルーはルルイエに封印されている邪神。蛸の頭部と羽、緑の肌で描写されることが多い。

　クトゥルー様のカッコイイ＆可愛い画像を並べるとこんな感じ。いや、ホントカッコイイので是非見て。■、■、■、■。

「空間が歪んでますからね」：ルルイエは幾何学的に空間が歪んで見えるとされる。

　大量に出てくるクリーチャーはこのあたり。

　ミ＝ゴ、ガグ、ディープワン、バイアキー、外なる神々の従者、ヘビ人間、ムーンビースト、クトーニアン、古のもの。

　なお、ニャル子さんの場合、クトゥルー神話クリーチャーのデザインは『クトゥルフ神話図説』をベースにしているみたいで、結構そのままの絵が載っていたりします。

　一目瞭然なのがこちらで、ニャル子さんに載っていた蛇人間とカラーリングまで一緒。

　ちなみに『クトゥルフ神話図説』は『クトゥルフモンスターガイド』の１巻と２巻を合わせたものです。購入をお考えの方は注意！

「宇宙三大コースターのマッドネスマウンテンですよー」：ラヴクラフトの中編に『狂気山脈にて（At the Mountains of Madness）』という作品がある。このもじりは多く、例えば映画の『マウスオブマッドネス』、ボードゲームの『マンションオブマッドネス』などがある。勿論、両方クトゥルー関係。

「あっ、あちらに見えるのはレン高原ゴーカート」：レン高原とは、ラヴクラフトの作品『未知なるカダスを夢に求めて』で登場する地名。

「お化け屋敷アーカムハウスは奇跡的に二時間待ちじゃないですか」：アーカムハウスとはクトゥルー神話の知名度上昇に物凄く貢献したオーガスト・ダーレスが設立した出版社。なお、アーカムとはクトゥルー神話に登場する架空の都市。有名なミスカトニック大学もアーカムにある。

「マスコットのインスマウスくんからお面もらっちゃいましたー」：インスマウスとは、クトゥルー神話よく登場する港町。インスマスとも。ディープワンと呼ばれる魚人との混血が進んだがゆえ、インスマス面（づら）と呼ばれる独特の容貌になることが多い。インスマス面はこんな感じ。

　日本のクトゥルフ神話でもよくパロディとして使われ、『陰洲升』や『蔭洲升』などの当て字がつかわれる。ちなみに、画像のインスマウスくんは勿論ぽにょ。物語的にも似ているため、映画公開時に、ぽにょ＝ディープワンの眷属と読み解きが話題に登った。

　なお、「インスマウスくんからお面をもらっちゃいましたー」というのは、「インスマウス面（づら）」と「インスマウスのお面」を引っ掛けて遊んでいるのだと思われる。

　あと、ミッキーマウスとインスマウスでかぶせてる。これはクトゥルー者が昔からよく使っていたネタ。

「Cola of Cthulhu　ルルイエランド」：超有名作品『クトゥルフの呼び声』を英語で書くと、「Call of Cthulhu」。それをもじったもの。

「運命の赤い触手で結ばれているダーリンっていいましょうか」：確かに赤い触手は付いてます。ただし頭に。ニャルラトテップの有名な化身、血塗られた舌の姿。

「自由とはそういう事だ」：クトゥルー神話要素が登場したアニメ『ビッグオー』の主人公ロジャーの台詞。……これ普通気付くの無理じゃない……？

「汝ら罪なし」：これも『ビッグオー』に登場する……というか正確には『「CAST IN THE NAME OF GOD, YE NOT GUILTY. （我、神の名においてこれを鋳造する。汝ら罪なし）」という言葉がモニターに表示される。』らしい。（ビッグオーのwikipediaより）

　薔薇とクトゥルーということで語るなら、クトゥルー神話系18禁ＰＣゲームの『終末少女幻想アリスマチック』。演出やグラフィックで薔薇がよく使われる。

　だけど、……正直これはこじつけかも。薔薇はどこにでもありえる演出なので。

　ちなみに『終末少女幻想アリスマチック』は剣術×近未来学園×終末×クトゥルーという作品で、この作品にもトラペゾヘドロンやニャル様が登場する。（もーどこにでも居るんだから！）

「輝くトラペゾヘドロン」：クトゥルー神話ではニャルラトテップを召喚できるアイテム。ニャル子さんの描写どおり、黒字に赤い筋という形で描写されている。なお、トラペゾヘドロンとは凧形二十四面体（偏方二十四面体）のこと。輝くトラペゾヘドロンの画像はこんなの。

　模様のひとつは前にも挙げたニャルラトテップの印。

　2012年04月26日追記。輝くトラペゾヘドロンを拡大するとこんな感じ。これは旧支配者の大いなる印です。画像はこちら。情報有難うございました！

■　初期アップからの追加分

　2012年04月18日追加。

　変身後のフォームは燃える三眼と呼ばれるニャルラトテップの二つ名を意識してデザインされている。『斬魔大聖デモンベイン』のナイア様のこんな燃える三眼が有名。

　2012年04月19日追加。

　ルルイエの入り口だけど、海外のクトゥルー神話系イラストブックのこの表紙に描かれた洞窟つーかルルイエそのもの。

　ツイッターで教えて頂きました。トラペゾヘドロンの件ですが、確かに赤黒い箱を開けた中に、さらに黒い宝石っぽいものがあります。拡大してもちょっとわかりませんが、もしかしたらこちらがトラペゾヘドロン＝凧形二十四面体なのかもしれません。

　ニャル子のなげたバールがくるくる回るのは、バルザイの偃月刀を投げるデモンベインにかなり似てる。この動画の01:53あたりから。まあ、こんな攻撃は他でも例があるから偶然なんだろうけど、「ルルイエに向かった後のデモンベインが宇宙で戦闘するネタの重なり」まで含めてもしかしたら……という感じで。

　はっ！　バールとバルザイの偃月刀。つまり、バールザイの偃月刀！

　……いや、やっぱ違うな。

　18禁ゲームだけど、ニャル子さんからクトゥルーをかじってみたい人には、デモンベインは超オススメ！　ラヴクラフト全集の帯に「デモンベインの原典」と書かれた実績もあるくらい、クトゥルー神話の布教に大貢献した作品ですし！

　ちなみに、デモンベインにもトラペゾヘドロンやニャル様が登場する。（あれ……さっきも似たようなこと言ったような……）

　空中に浮いている逆さピラミッド！

　これ……？　うーん。微妙に違うっぽい。ネタは、クトゥルー神話要素のある漫画『朧』から。画像からだと正直わかりにくいのですが、ニャル様が「逆さピラミッド」の先で人を刺し殺したシーンなのです。（相変わらず変なことをする神様です……）

　ピラミッドの形が全然違うので、恐らく偶然。

　ついでにニャル子さんとニャル様つながりで豆知識。

　『朧』は設定が『ニライカナイ』に引き継がれます。そんでもってニャル様も『ニライカナイ』に出てくるわけですが、こんな感じで登場。大股開きで下からアップ撮影だなんてニャル様やらしい。

　ネクロノミコン関連の何かの印……だったはず。形自体は知っているんだけど。ちなみにこんなの。

　コメントで情報をいただきました。ネクロノミコンの印で、門（gate）の印とも言われているようです。だから入るときに大写しにしたのね。

　2012年04月21日追加。

　クー子の使っているファンネルもどきは、恐らく「クトゥグアの配下」と呼ばれているものをイメージ化したもの。『クトゥルー４』に収録されているオーガスト・ダーレスの『闇に棲みつくもの』でクトゥグァが召喚され、ニャルの棲む森を焼き払う時の描写はこんな感じ。

　突如として闇がなくなり、あたりは恐ろしい琥珀色の輝きにつつまれた。（中略）そのあと何千もの光の小球があらわれた。（中略）無数の光の小球が生ける炎の実態であると確信するにいたった。光の小球がふれるところ、かならず炎が燃え上がっていた。（中略）しかし、目に片手をかざしていてもなお、この呪われた場所から空に流れていく無定形の存在も、木木の上で生ける炎のようにわだかまっている巨大な存在も、目にしないわけにはいかなかった。

　変身シーンの途中で、顔が真っ暗で見えない一瞬があるけれど、これは『無貌の神』『暗黒のスフィンクス』よ呼ばれるニャル様の化身からのイメージの可能性がある。こんなの。というか、顔（貌）がない演出なんて普通は使わないから、意識してると思う。つーか色も似てるな……。

　真尋たちが乗っているタクシー以外にも海産物系のタクシーっぽいのが色々と登場する。

　クトゥルー神話好きからすれば、「ダゴンはこんな海産物っぽい姿はしてないよ！」と思うかもしれない。でも、半魚人形じゃないダゴンはいくつかデザインされており、デモンベインに登場したフナムシ型ダゴンと、デビルメイクライに登場したアンコウ＋カエル型のダゴン（動画）がある。

　ニャル子さんとは関係ないけど、ダゴンに関する豆知識。漫画版カルドセプトに蛸髪の女体化ダゴン様が登場する。こんなの。

■　あとがきっぽい

　前回は、沢山の方に見ていただいたようで、本当にありがとうございました！

　開設してから三年半で三十万くらいのマイナーブログでしたのに、この一週間で十万ヒット増えやがりましたよ。本当、皆様のおかげです！

　来週も頑張らせて頂きますね！

　なお、前回の解説、最初に書いた時に比べて少しパワーアップしています。

　「エルダーサイン」「駒形切妻屋根」「ネクロノミコン異聞」「クトゥルーの謎と真実」「るるいえはいすくーる」「宇宙英雄物語」などの元ネタ解説を追加しました。

　そんなのあったっけ、と思われた方は、よろしければ御覧ください。

　2012年05月03日追記

　這いよれ！ニャル子さん　2話　クトゥルフ神話ネタ解説動画を作って頂きました。よろしければ御覧ください。

　関連記事：ニャル子さん第一話のクトゥルフネタ全部解説

　関連記事：ニャル子さんから入った人のためのお薦めクトゥルフ神話作品

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SAN値５の探索者 2012/04/18 23:07 見ていたらいつの間にか更新が！
迅速な行動お疲れ様です！
大量の邪神が出たので、解説大変でしょうが、頑張ってください。

servitors 2012/04/18 23:49 SAN値５の探索者さま
　ようやくですよー！
　でも、その大量の邪神の解説までは、できませんでした（笑）

　とりあえず、それ以外はがんばりました！
　これからいただけるであろう指摘とかを含め、少しずつ足していきますねー。

ターチ 2012/04/19 02:44 クトゥルーネタへの指摘ではなくて恐縮ですが、
ベッドシーンでの薔薇は『ブレンパワード』のＯＰテーマ「IN MY DREAM」
の歌詞も元ネタではないでしょうか。
ガンダム・イデオン等と同じ富野監督作品でもあるので。

servitors 2012/04/19 03:14 ターチさま

　確認いたしましたー。
　なるほど！　部屋に薔薇をしきつめて、ですか。
　こうやって元ネタ探すの面白いですねー。

　でも、すみません。やっぱりクトゥルー神話ネタ以外のものを入れ始めると、際限がないため、情報のみという形にさせてください。
　また何かありましたら、よろしくお願いします！

zon 2012/04/19 07:35 素早い更新お疲れ様です
オークション会場の、紫の触手の束が蛇腹っぽい体から突き出してるやつってトーニアンのイメージに近くないですかね
ちょっとこじつけですけど

原作だとクー子がニャル子用の滞在地（ンガイの森）に放火した話が出てたり
冒頭のナイトゴーント軍団が食屍鬼達と一緒だったり、もっとクトゥルフネタ多かったのにー

嶽 2012/04/19 09:14 おつかれさまです。クリーチャーのまとめはありがたいです。
ミ=ゴ、外なる神々の従者、ヘビ人間、ディープワンズあたりは気づけたのですが、ムーンビーストなんてマイナーどころは自分では気づけませんでした。
ところで誤字の指摘をさせてください。元ネタ的には
陰洲升⇒蔭洲升
だったかと思います。たまに陰洲升表記も見かけますが。。。

servitors 2012/04/19 12:36 zonさま
　おお、本当ですねー。
　昨日は流石に時間なくて、「個別の解説は後回し！」と判断してとりあえずアップしたのですが、今日は余裕があるのでできれば夜にでも、各クリーチャーの対応表を作ってみます。その時クトゥーニアンも紹介させていただきますねー。

　まあ、小説は文字量がおおいですからねー。アニメ化するとどうしても情報量が削られてしまいます。

獄さま
　たしかに蔭洲升の方がよく使われますねー。
　あまりこだわりはありませんので、修正させていただきますね！

海胆屋 2012/04/19 17:40 クトゥルフに詳しくないので，ニャル子さんアニメを理解する上でとても助かります。
ここを読むと，ニャル子さんの楽しさ倍増ですね。
正直，2話は1話に比べて今ひとつだと思っていたのですが，今回の記事を拝見してから見直してみると，「そういうことか！」の連続で楽しいの何のって。
他のコメンテータさんみたいにお役に立つことは書けませんが，楽しみにしておりますので，これからもよろしくお願いします。

servitors 2012/04/19 20:09 海胆屋さま
　楽しんでいただけるとこちらも嬉しいですねー。
　ああ……ああ……。
　でも、正直、私も２話より１話も面白かったと思いますよ！（笑）

　ニャル子さんのクトゥルーネタの濃さはかなりのものですねー。調べがいがあります！
　こちらこそ、よろしくお願いします！

zon 2012/04/20 07:47 そういえば記事の話数カウントが一番からナンバー２に

servitors 2012/04/20 12:47 zon様
　おお……よくお気づきで！

　実は、最初は、ニ話にしていたのですが、ふとおもって「２」に変えました。「一」と「ニ」だと微妙に似ているので、より違って目立ちやすいようにしてみたものです。
　気づけば読みたいと思って頂ける人に、より気付いていただけるように、ですねー。

　似たような感じで、同じ記事内クトゥルーとクトゥルフを混ぜるようにしています。誰かがある記事を探したいと思った時に、検索で引っかからないというのはどうかと思いますので。

たきやん 2012/04/21 01:05 解説ご苦労様です！
「インスマウスくんからお面を～」はＴＤＬつながりで「ミッ○ーマウス」にもかけているかもですねー。

＞ネクロノミコン関連の何かの印

海外版“ネクロノミコン”の表紙によく使われているマークのようですね。
http://google.gwbg.ws/hfif

「門（gate）」のサインとも呼ばれているようです。
http://www.orrar.net/occult/necronomiconseal.htm

sarugatanashin 2012/04/21 01:36 ニャル子さんそのものの考察ではないのですが、
ニャル子さん二話のクー子（クトゥグア）の姿を見ていて、
クトゥグアをモチーフに他の邪神要素を加えて擬人化したのが、「ウルトラマンティガ」の
「キリエル人（キリエロイド）」ではないかと考えるように
なりました。クトゥルー知識が無かった当時は、
「～セブン」の「ノンマルト人」の設定に「初代マン」の
「バルタン星人」の異形の姿と各種超能力を持たせて
当時向き風にアレンジしたものかとてっきり思ってましたが。
あと、クー子の気質は個人的に好み（笑）

oryza1982 2012/04/21 09:40 詳しい解説で楽しく読ませて頂きました。
私もトラペゾヘドロンは箱のなかのものだと思います。

クトゥグアのしもべ、あるいは炎の精の解説もお願いします！

servitors 2012/04/21 12:02 たきやんさま
　インスーマウスとミッキーマウスのネタは、実は昔からクトゥルー神話者の中で、超使われていたネタなので、解説忘れていました……（笑）

　ネクロノミコンの印に関する調査ありがとうございました。
　情報追加しておきますねー。

sarugatanashinさま
　ふっふっふ。
　それについては、「クトゥルフ神話とウルトラマンが出会った交差点」というコンテンツでちろっと触れています。
　http://d.hatena.ne.jp/servitors/20120127/p1

　キリエル人に関しては、「他にも、キリエル人が「イスの偉大なる種族」と似ているという指摘があったり」という文章が。（一番下の下の註釈にちろっと）

　でも、所詮は推測なので、当たっているかどうかは製作者しかわからないことなんですけどね。

oryza1982さま
　そう言っていただけるとありがたいです。
　では、クトゥグアのしもべについても今から追加してきます。
　少々お待ちを。

zon 2012/04/21 17:18 クー子の機動砲台、ニャル子さん原作では「クトゥグアの配下」表記です
精神感応型無線誘導式機動砲台『クトゥグアの配下』　が正式名称みたいで
デザインに言及されるときは、クー子が使うものに関しては燐光とか炎の塊だったんですが、アニメはストレートに砲台ですね
ファンネルとかドラグーンとか、ガンダム等に出てくる機動砲台にデザイン元ネタがあるのかもしれませんが

マッドネスマウンテンの（クトゥルフでない）元ネタは、ジェットコースターによくあるネーミング「○○マウンテン」ですかね
ちょっとググったらTDLにもスペースマウンテン、ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテンとあるみたいです
（ニャル子さん元ネタWIKIの1巻3章部分に、「関東のアレ」と書かれてたのでコレだ！ってコースターがあるのかもしれませんが地方民なのでわからんです）
クトゥルフ関係ない部分ですけどルルイエに狂気山脈が出てくる理由として

あとベッドシーンのセリフの「私はニャルラトホテプであんたはクトゥグア」「絶対的な天敵同士」がまさに（一般的な）クトゥグアの説明になってると思います

長々と文失礼しました

zon 2012/04/21 18:28 長文失礼しました　か　長々と失礼しました　か悩んだら妙な誤字が
重ねて失礼しました

ミンメイ派 2012/04/21 19:49 クー子の「一緒にイこう、ニャル子、宇宙の果てまで。」のセリフは、もしかしたらマクロスF劇場版のシェリル・ノームの「銀河の果てまでイッちゃうの。」から来ているかもしれません。

sarugatanashin 2012/04/21 20:25 ミンメイ派様
クー子の今回の前半のニャル子を攻撃するシーンの台詞はほぼ、
マクロスネタで統一されています。
その流れから考えて貴方のご指摘の通りかと。

servitors 2012/04/21 21:40 zonさま
　では、ちょっとクトゥグァの配下に文章を変えてきますねー。
　◯◯マウンテンは定番ですねー。恐らく、あの高く登るところのスロープを横から見ると山にみえるからだと思います。

　誤字その他はおきになさらずー。
　私だってしょっちゅうやらかしてますし。

ミンメイ派さま
　情報有り難うございます！
　それまでマクロスのネタでしたかあ。

　でも、すみません。
　当ブログはあくまでクトゥルー神話ネタのみを扱っております。というのも、他のネタも全部まとめるとなると、比較資料を画像や動画データとしてあがれらるほど私の本棚に材料がありません。クトゥルー関連ならだいたいはそろっているんですけどねー……。
　あと、やっぱり、クトゥルー関連知識には自信がありますが、ライダー、ジョジョ、ガンダム、マクロスなどのネタについては正直網羅できないという部分があります。
　ご了承くださいませ。

sarugatanashinさま
　フォローありがとうございます！
　クトゥルーネタ以外は大雑把にしかわからないので助かります。

海胆屋 2012/04/22 14:45 すでに多方面において話題となっておりますので，ご存じの方も多いと思いますが，brainfuck系言語「Nyaruko」が公開されておりましたので，ご参考までに情報提供させていただきます。
https://github.com/masarakki/nyaruko_lang

servitors 2012/04/22 21:02 海胆屋さま
　情報有り難うございます！
　新作情報を知るごとにアップしていては物凄く更新しなければならないので、新しく得た情報については、大体月に一度まとめさせていただいております。
　こんな感じで。

　http://d.hatena.ne.jp/servitors/20120331/p1

　「Nyaruko」についても、来月の情報で紹介させていただきますね！

七氏 2012/04/22 23:36 クトゥグアが出てきたならイタグァは？と思ってしまった私はデモンベインの影響受けすぎですｗｗｗ

servitors 2012/04/23 01:16 七氏さま
　デモンベイン、おもしろいですよねー。
　私も大好きで、クトゥルフ神話系作品のＰＣゲームのおすすめを聞かれれば、まっさきに上げてしまうほど。（同点で沙耶の唄も）

　ニャル子さんでも出てきてほしいのですが、今のところ噂は聞かず。
　もし出てきたら、冷たい感じのキャラとかになるのかなあ……と勝手に妄想しています。

鳶々 2012/04/23 17:42 イアクァは、ニャル子さん３巻に出てきましたよ
女の子じゃなくてモンスターでしたけど
イス香がいるんだからイタ香みたいので出てほしいですけどね

servitors 2012/04/23 18:28 鳶々さま
　おお、イタクァ、出ていましたか。
　ころっと忘れていました。

　イス香はたのしみですねー。
　公開したいネタを一つ抱えていて、はやくその話にならないかなー、と一人待ち望んでいたりするのです。

Kero 2012/04/24 01:05 2話の解説おつかれさまです。
クトゥルフ神話というものを知って数週間ですが、ものすごく興味が出てきました。
管理人さんがオススメされていた解説書を一冊買ってしまいました。
コーラ好きなので、Cola of Cthulhuを飲んでみたいなんて思いました。病的かつ冒涜的な禍々しい混沌とした味がしたりするんのでしょうか。

1話の解説を動画にする事をご快諾頂きありがとうございました。
2話の解説も動画にしてもいいですか？

Z 2012/04/24 03:34 「夢見るままにまちいたり」の後に映っている望遠鏡見たいのって、何でしたっけ？
クトゥルフ神話にも出て来てるのかな？と調べてみたいのですが、名前がどうしても思い出せない・・・。

servitors 2012/04/24 08:16 keroさま
　そう言っていただけると嬉しいですねー。
　ブログで布教を続けてきた甲斐があります。
　クトゥルーコーラならぬクトゥルーミントなら売ってるみたいですね。

　http://www.amazon.com/dp/B003VOP6GU/

　１話の解説、すごく人気みたいでこちらも嬉しいです。あの動画からそれなりの方にこのブログに来ていただいているようですし！

　２話の解説もおっけーですよー。
　また、ニャル子さん解説限定ですが、３話以降についても自由にしていただいて構いません。改めて許可を取る必要はありません。毎回やりとりするのも大変ですしね。
　なお、私の文章はあくまでブログ用なので、keroさまの方で省略、変更などしていただいても大丈夫です。動画の素材として好きに使って下さいませ。

Zさま
　多分、宇宙儀だと思います。
　私も思い浮かべてみたのですが、あるとすればデモンベインか……あとなんでしょうね……。
　何かわかりましたらよろしくお願いします！

Kero 2012/04/27 21:58 2話を動画にさせて頂きました。自分で調べたことなども入れてみたんですが、少し自信がありません・・・。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17659060

servitors 2012/04/27 23:13 keroさま
　早速拝見させていただきました。
　画像もいいの探していたり、秒読み機能がついたりと、動画への工夫がいろいろされてて素晴らしい出来だったように思います。
　ざっと見た感じでは変な所はなかったように思います。

　動画のお陰でこのサイトにも来ていただいております。
　本当にありがとうございます！

Kero 2012/04/27 23:34 そこまで言って頂けるなんて恐縮です。

暗黒神話大系のクトゥルー1巻を買いました。今、クトゥルフの呼び声を読んでいて最初の方はよく分からず「うーん・・・」なんて思っていたのですが、ルグラース警視正がヴードゥー教のところへ行ったあたりから、グングン引きこまれております。

「ルルイエの館にて・・・」の言葉もこういう所ででてくるのかー、とか少し知ってる言葉が出てくると「おっ！」って思いますね！

Z 2012/04/28 01:32 あのー、前に質問したことですが、宇宙儀で合ってるようです。
ただ、他にも天体義やら惑星儀やらetc.呼び方が違うようで
調べるのが大変です（汗）

servitors 2012/04/28 07:27 　管理人は旅行で数日家を開けます。
　うまい具合にニコニコ放送の日に帰ってきますので、ニャル子さんのネタ解説も翌日更新できるとおもいます。

kerosさま
　神話知識を得ていると、小説や漫画で知っているクトゥルー神話用語に出会った時に凄くニヤニヤできます。今まさにkeroさまが「おっ」っと思ったような体験が沢山できるようになるのですよ！
　知れば知るほど他作品で使われた例がわかるので、ニャル子さんはほんと楽しいですねー。ここまで沢山の神話ネタを使っているアニメは他にありませんので。

Zさま
　ホントあの宇宙儀、どれを元にしてるんでしょうね。
　クトゥルーネタのを見ても、結構そのままのを使っているようなので、どこかにはそっくりのがありそうなのですが。

桐井 2012/05/11 00:03 前の話題でなんですが。

『萌え萌えクトゥルー神話』を読み返していたら、ノーデンスのデザインが挿絵そのものだという事に気が付きました。これも『図解クトゥルフ神話』や『萌え萌えクトゥルー神話』がキャラデザの元ネタでは？

しかし、『萌え萌えクトゥルー神話』入手困難なんですね。価格高騰っぷりにビックリしました。意外にも？良書なんですけどね。ニャル様記事の欄外にニャル子ネタがあったりしますし。

servitors 2012/05/11 19:33 桐井さま
　私も、図解クトゥルー神話を見ていて気づきました。ノーデンスはそのとおりだと思います。また後で、画像と情報を追加しておきますねー。
　『萌え萌えクトゥルー神話』は森瀬繚さんが書かれただけあって、文章に関しては国内トップクラスの解説書だと思います。

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クトゥルー／クトゥルフ神話作品発掘記

2012-04-18

ニャル子さん第２話のクトゥルフネタ全部解説