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小沢氏ら52人 離党届提出7月2日 12時54分
民主党の小沢元代表は、野田総理大臣が今の国会で消費税率引き上げ法案の成立を目指す方針を変えないとしていることから、民主党を離党する意向を固め、みずからに近い衆参両院の議員らと共に、52人で離党届を提出しました。
離党届は、小沢元代表に近い山岡副代表らが、午後0時半ごろ、国会内で民主党の輿石幹事長に提出しました。
山岡氏によりますと、離党届を提出したのは、小沢氏も含め、衆議院議員40人、参議院議員12人の合わせて52人だということです。
このあと、山岡氏は記者団に対し、離党の理由について「今後のことなど詳しいことは、小沢氏が記者会見をして説明する」と述べました。
小沢氏は、先週3度にわたって輿石幹事長と会談し、野田総理大臣が参議院で消費税率引き上げ法案を成立させる方針を変えなければ、離党を判断せざるをえないという考えを伝えていました。
小沢氏は、野田総理大臣が、小沢氏の要求に応じず、党にとどまっても、先の衆議院選挙で民主党が掲げた「国民の生活が第一」の理念が実現できないなどとして、離党する意向を固めていました。
一方、民主党執行部は、2日夕方、野田総理大臣も出席する役員会などで、小沢氏らの離党届の取り扱いを協議するものとみられます。
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