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節電初日 関電火力発電所が停止7月2日 12時6分
夏の節電要請が始まった2日、兵庫県姫路市にある関西電力の火力発電所で、ボイラーの配管から蒸気が漏れるトラブルが起き、運転を停止しました。
運転を停止したのは、兵庫県姫路市にある、関西電力の火力発電所「姫路第二発電所」の4号機です。
関西電力によりますと、2日午前3時20分ごろ、ボイラーの配管の温度が上昇したことを示す警報が作動したということです。
点検の結果、配管から蒸気が漏れていることが分かり、午前7時47分に運転を停止しました。
姫路第二発電所4号機は、最大出力が45万キロワットで、発電所の取水口にクラゲが大量に発生したことから、先月中旬以降、出力を下げて運転していましたが、2日から最大出力に戻す予定だったということです。
関西電力は、10日ほどで復旧するとみており、現時点では夏場の電力供給に大きな影響はないとしています。
関西電力・火力センターの青木健一郎副所長は、「節電初日からご心配をおかけして申し訳ない。運転の再開を急ぎたい」と話しています。
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