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【社会】大飯原発3号機起動 福島事故後で初2012年7月1日 23時03分
関西電力は1日午後9時、大飯原発3号機(福井県おおい町)の再稼働に向け原子炉を起動した。2日午前6時ごろ、核分裂反応が連続的に起きて炉内が安定する「臨界」に達する見通し。起動に立ち会った牧野聖修・経済産業省副大臣は「賛否両論あるが、日本の将来と現実を見たとき、避けて通ることのできない一歩を踏み出せた」と語った。 昨年3月の東京電力福島第1原発での事故後、長期停止した原発が運転再開するのは初めて。世界最悪レベルの原発事故を経験した日本は、あらためて原発利用への一歩を踏み出すことになる。大飯原発付近では脱原発を求める市民らが敷地内の道路を一時封鎖し、警官ともみ合うなど騒然となった。 順調に進めば、4日に発電を開始し、8日にはフル出力で関西の家庭や工場などに電気を送る。 政府は原子炉起動に併せ「特別な監視体制」の本格運用に入った。経産省原子力安全・保安院や福井県の職員、関電や原子炉メーカーの三菱重工業の社員ら80人ほどが24時間態勢で安全確認や事故対応に万全を期す。 原子炉起動には、経産省の牧野副大臣のほかおおい町の時岡忍町長が立ち会った。午後9時に大飯原発内の中央制御室で関電の運転員が起動レバーを操作すると、「ピーピー」という信号音が鳴り、制御盤のモニター画面に原子炉内の核分裂反応を抑える制御棒が引き抜かれていく状況が表示された。 制御棒は全部で53本あり、9時間かけて慎重に作業する。臨界後は2日間ほどのタービン試験を経て、実際の発電作業に入る。4号機も既に再稼働の準備に入っており、17日にも原子炉が起動する。7月下旬には3、4号機の2基がフル稼働し、関西の電力不足は緩和される見通しだ。 大飯原発付近では、6月30日から再稼働に反対する数百人の市民が腕を組み合う「人間の鎖」で、道路を封鎖。牧野副大臣は陸路での移動を急きょ取りやめ、船で原発敷地内に入った。作業員らの入退場も妨げられたが、関電は「必要な人員は確保されており、原子炉起動に支障はない」と話した。 (中日新聞) PR情報
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