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【プロ野球】

巨人5連勝 総力リレーで再奪首

2012年7月2日 紙面から

中日に3連勝し、ファンの声援に応える原監督

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◇巨人7−5中日

 中日は3連敗で2位に転落。5点を追う7回に堂上剛が3号2ラン、再び5点差となった8回にも3点を奪ったが、反撃が遅かった。巨人は2回に代打矢野の2点二塁打などで3点を先行し、6回にはエドガーが2号2ラン、7回にも2点。5連勝で首位に立った。

     ◇

 ブルペン陣の総力を結集してローテの谷間を埋めた。ルーキー田原から6投手のリレーでしのいだ巨人が、今季初の同一カード3連勝。中日相手に会心の試合運びを3日続け、6月7日以来の首位に立った。

 「(同一カードで)3つ取るというのは大変なこと。相手も死力を尽くしてきたが、山口、マシソン、リリーフ陣を含めた全員で守った」。打つ手がズバズバとはまった原監督は興奮を抑えきれなかった。

 交流戦から続く進撃の原動力になっているのは救援陣だ。「後ろで勝ちを稼いでいるのは大きいね」と川口投手総合コーチ。5月以降の2カ月余り。先発以外で8つの白星を積み上げ、黒星は1つもない。

 この日は3回からマウンドに上がった2番手の福田が試合をつくった。3イニングを1安打無失点。「準備はしてました。(先発の)田原がしっかり投げたのに、自分が崩れるわけにはいかない」。主導権をギュッとつかみ、最後は新クローザーのマシソンが3試合連続セーブで締めた。

 谷間の試合を制し、連勝は5に伸びた。東京ドームでの中日戦は昨年10月から8連勝。原監督は「今日(1日)はジャイアンツにとって大きな1勝」と振り返った。効率よく得点を重ねた打線。先発、救援ともに充実の投手陣。今、巨人の死角を見つけることは至難の業だ。 (井上学)

 

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