中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

勇太 圧韓!「こんなもんよ」

2012年7月2日 紙面から

18番でバーディーを決めガッツポーズする池田勇太

写真

◇日韓対抗戦ミリオンヤードカップ<最終日>

 ▽1日、長崎・パサージュ琴海アイランドGC(7066ヤード、パー71)▽雨、気温24度、風速4メートル▽20選手▽観客4850人

 シングルス10試合を行い、日本は6勝3敗1分けとしたが、2日目までのビハインドが響き、通算ポイント8−12で敗れた。若大将の池田勇太(26)=日清食品=が7連続バーディーを含む10バーディー、1ボギーの62でI・J・ジャンを圧倒し、底力を見せた。韓国に連覇を許したものの、今季のベストスコアに勇太も納得顔。趙〓珪に勝った石川遼(20)=パナソニック=とともに次戦に弾みを付けた。

 9番から15番まで、並べたバーディーは7個。「どこまで続くんかなと。このまま18番までいくんじゃないかと思った」。I・J・ジャンを圧倒した勇太は余裕の軽口。最後の18番も10個目のバーディーで締めると「こんなもんよ」と胸を張った。

 気合十分だった。2日目までに7ポイントの大量リードを奪われ、2敗を喫した時点で負けが決まる最終日。前夜のミーティングでは、青木功主将(69)から「気持ちで負けるな」とゲキを受けた。主将の思いに応え、序盤はリードされたが、9番で2オンに成功すると猛反撃。相手も8バーディーを奪う“撃ち合い”となったが「ジャンも伸ばしていたので刺激を受けた。いいゴルフだった」と納得の勝利だ。

 後ろの高山が敗れた瞬間、日本の敗戦が決定。2年ぶりの優勝はならなかったが、62は、勇太にとっても今季の“ベストスコア”。「決してやさしい状況じゃなかった。間違いなく、次の試合につながる」。次戦は長嶋茂雄招待セガサミーカップ(千歳)。雨の長崎でつかんだ自信を胸に、北の大地に乗り込む。 (寺西雅広)

※〓は王へんに民

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ