石井希和アナ、ホリプロ入り　育児専念一転、仕事続ける！

　６月いっぱいでテレビ朝日を退社した石井希和アナウンサー（本名・島田希和、３４）が、大手芸能プロダクション「ホリプロ」と契約したことが１日、分かった。夫のプロ野球楽天イーグルス・島田亨（とおる）オーナー兼球団社長（４７）が今夏をメドにシンガポールに赴任することになり、石井アナも同行。当初は家事、育児に専念するとみられていたが、仕事の継続を決意した。テレビ以外にもコラムの執筆など新たな魅力を発揮しそうだ。

　テレ朝の“顔”がフリーアナウンサーに転身する。石井アナは６月いっぱいで同局を退社。７月１日付でホリプロのスポーツ選手や文化人などが所属する「スポーツ文化部　アナウンス室」の所属となった。同社には元フジテレビの大坪千夏アナ（４６）や元日テレの町亞聖アナ（４０）らがいる。

　石井アナはフェリス女学院大卒業後、２０００年にテレ朝に入社。「やじうまプラス」や「ＡＮＮニュース」などを担当した。各局合同の地上デジタル放送ＰＲイベントに局を代表して出席するなど、看板アナの一人として活躍した。

　プライベートでは０７年に島田氏と結婚。０８年に長女を出産し、１年間の休暇を経て、０９年に現場復帰した。このほど、夫のシンガポール赴任が決まり、同行するため退社を決意した。

　石井アナはスポーツ報知の取材に「１２年間勤めたテレビ朝日は、私を育て、支えてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。生活の基盤がシンガポールに移るのを機に専業主婦になることも考えたが、仕事は継続することに。その裏には夫の後押しがあった。「主人も私が仕事をすることを心から応援してくれているので、このキャリアを生かし、ご縁のあったホリプロさんで新たな一歩を踏み出すことにしました」と説明した。

　今後は日本に一時帰国したタイミングでテレビなどに出演する予定。もちろんシンガポールでできる仕事にも意欲的。「新天地で勉強しながら新しい自分を探していきたいと思っています」。現地リポートや雑誌のコラム執筆など幅広く活躍することになりそうだ。