Rescue and Recovery Ver 4.0/4.1 プリロードの ThinkPad / ThinkCentre 機種でリカバリー・メディア を作成する方法を教えてください。
Rescue and Recovery Ver 4.0 がプリロードされている以下の ThinkPad 機種( 2007 年 2 月以降発売)
-ThinkPad R60/R60e
-ThinkPad R61/R61e
-ThinkPad T60/T60p
-ThinkPad T61/T61p
-ThinkPad X60/X60s/X60 tablet
-ThinkPad X61/X61s/X61 Tablet
Rescue and Recovery Ver 4.1 がプリロードされている以下の ThinkPad 機種( 2007 年 11 月以降発売)
-ThinkPad T61, T61p
-ThinkPad X61
Rescue and Recovery Ver 4.0 がプリロードされている以下の ThinkCentre 機種( 2007 年 1 月以降発売)
-ThinkCentre A55 small
-ThinkCentre A61 Small
-ThinkCentre A61 Small Desktop
-ThinkCentre A61 Tower
-ThinkCentre M55 Small
-ThinkCentre M55p Small
-ThinkCentre M55 Ultra Small
-ThinkCentre M55 Tower
-ThinkCentre M55p Tower
-ThinkCentre M55 Desktop
-ThinkCentre M55e Small
Rescue and Recovery Ver 4.1 がプリロードされている以下の ThinkCentre 機種( 2007 年 10 月以降発売)
-ThinkCentre A61e Ultra Small
-ThinkCentre M57 Small
-ThinkCentre M57p Small
-ThinkCentre M57 Ultra Small
-ThinkCentre M57p Ultra Small
-ThinkCentre M57 Tower
-ThinkCentre M57p Tower
Rescue and Recovery が初期導入されているマシンでは、Disk to Disk 機能 が採用されているため、リカバリー・メディア は同梱されていませんが、ご自身にてリカバリー・メディア を作成することが可能です。
リカバリー・メディア を作成すると1枚目に、レスキュー・メディア が作成され、続けて リカバリー・メディア が作成されます。
リカバリー・メディア の作成方法は以下の通りです。
| *** 注意 *** |
| リカバリー・メディア は 1 度しか作成できません。(Disk to Disk リカバリー、もしくはリカバリー・メディア からリカバリー後は、再度作成できます。) |
| マシンによって異なりますが、約 6 〜 8 枚の CD-R メディア、約 2 枚の DVD メディアが必要になります。1枚目のレスキュー・メディアを CD-R メディアに作成し、2枚目以降のリカバリー・メディア を DVD メディアに作成する
ことも可能です。作成されたリカバリー・メディア は作成された順番がわかるように通し番号を記載するなどし、大切に保管してください。 |
|
- Windows 上で書き込みドライブが有効になっていることを確認します。
- スタートボタン(旗マークのボタン)をクリックし[すべてのプログラム] → [ThinkVantage] → [Create Recovery Media] をクリックします。

- 以下の画面が開きます。「リカバリー・ディスク」項目の「Product Recoveryディスクを作成する」のラジオボタン(丸い空欄)をクリックし[OK]ボタンを押します。

※[キャンセル] をクリックした場合は、リカバリー・メディア 作成のプロセス自体がキャンセルされてしまいます。
- しばらくの間以下の画面が表示されます。

- 記録可能ドライブの選択を行う画面が表示されます。書き込みドライブを選択し、[OK] をクリックします。
※ ご利用のドライブにより表示される名称が異なります。

- 「空のディスクか消去可能なディスクを挿入してください。」のメッセージが表示されます。ディスクを挿入し、[OK] をクリックします。
※ 1 枚目は始動メディア(レスキューメディア)になります。

- 最初のレスキュー・メディアの書き込みが完了すると「始動 CD イメージが正常に記録されました。」との画面が表示されます。[OK] をクリックします。

※記録が完了するごとに画面に表示されているディスクのラベルをメディアに書き留めて区別してください。
※上記で作成された「ThinkVantage(TM) Rescue and Recovery(TM)」(レスキュー・メディア、始動ディスク)」(CD-R および DVD-R も可)は、書き込み処理はクローズされています。つまり上書きや追加書き込みは不可能な状態となります。メディアの容量が余っていても、続けて下記のリカバリーディスクを作成するには未使用のメディアを挿入してください。
- 続けて、ディスク 1 を作成する画面が表示されますので、未使用のメディアをドライブに入れて、[OK] をクリックします。
※ここからがリカバリー・メディア となります。

- ディスクの作成ごとに、「記録が正常に完了しました。」とメッセージが出ますので、[OK] をクリックし作成を進めてください。

※ディスクの枚数は機種によって異なります。CD-R/RW メディアの場合は、約 8 枚(そのうち 1 枚はレスキューメディアになります。)DVD メディアの場合は、2 枚(そのうち 1 枚はレスキューメディアになります。)
- 最後のリカバリー・メディア の作成が完了すると、「記録が正常に完了しました。」とのメッセージ画面が表示されます。[OK] ボタンをクリックします。

- 「処理は正常に完了しました。」とのメッセージ画面が表示されます。[OK] ボタンをクリックします。

以上でリカバリー・メディア の作成は完了です。
| *** 補足 *** |
「ThinkVantage(TM) Rescue and Recovery(TM)」(レスキュー・メディア、始動ディスク)とは:
リカバリー・メディア からリカバリーを実行する場合に、最初にマシンを起動するために使用する CD のことです。リカバリー・メディア を作成すると 1 枚目に作成されます。作成した CD/DVD の書き込み処理はクローズされます。また、リカバリー・メディア を購入された場合には、1 枚目の「Rescue and Recovery Disk 1 of 1」が同じ働きをします。 レスキュー・メディアは、ハードディスクの障害などで内蔵ハードディスク内の「Rescue and Recovery」のメニューが起動できなくなった場合にも、「Rescue and Recovery」メニューを起動するために使用することができます。 レスキュー・メディアは単体で作成することも可能です。単体で作成する方法は下記リンク先をご参照ください。
| リカバリー・メディア とは:
マシンを工場出荷時の状態に戻すための メディア のことです。初期イメージ(OS、ドライバー、プリロードソフトウェアなど全て含みます)が記録されている メディア です。 |
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リカバリー・メディアからリカバリーする手順は、下記リンク先からお使いの機種を選択してください。

| 文書番号: SYJ0-00FD13E |
| 最終更新日: 2008-07-02 |
| Copyright © 2008 Lenovo Corporation |
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