茄子茸。
友人に借りた『空の境界』(同人小説版)を5月連休に読み終わった。
講談社文庫版を買い揃えた。 相当気に入ったらしい。
商業版の解説文とか、映画化関連のコメントとかで「第一章はとにかく読みにくかった」「分かりにくかった」と評されているんだけど、俺はべつにそんな風に感じなかったけどなぁ。ゲーム「月姫」「Fate」で "きのこ節" に耐性が出来ていたのか、もともと筒井康隆とか神林長平とかトリッキーな作家を好きだったからなのか。
劇場版アニメはどうしたもんか迷ってたけど、DVD発売から10日くらい過ぎた日にヨドバシ店頭で特装版を見かけて、買ってしまった。(発売直後には見かけなかった。)
まぁ、アニメ版は特筆するほどのものではないかな。決して悪い出来ではないけれど。
DVDを買い続けるかどうかはかなりビミョーな選択だけど、第三章の "螺旋眼の女" 浅上藤乃 を能登がアテるってのは、俺的にかなりキョーアクな飛び道具なのでそこはちょっと興味ある。
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コメント
ああ、ふじのんの声は能登かぁ~、なかなか良さそう。
空の境界は茸好みの不幸女がテンコ盛りだから映像化して面白いのか自分的には微妙。しかし見て見たい。でも買うほどではない。
キャラでは、橙姐さんが可哀相で好きw
投稿: 師匠 | 2008/06/13 00:02
>ふじのんの声は能登
そこは見てみたいっしょ。
しかし師匠の言うとおり、買うほどのもんではない。少なくとも1章はそうだった。
原作は「小説だからこそ」の面白さが長所なんだから、アニメを作るなら「アニメだからこそ」の面白さを提起できなきゃねぇ。ようするに、(全くの別物として)面白いアニメ作品を創作してみせろってコトですが。
橙姐さんは、矛盾螺旋の章のことだったら俺的には「チョー格好良ぇ」という感想だったけど。
投稿: しにかけ. | 2008/06/13 20:36
>ようするに、(全くの別物として)面白いアニメ作品を創作してみせろってコトですが。
全く別物にするのもどうかと思いますが、動きや演出、原作を補足する追加シーンなんかが、効果的に入ってると映像化の旨味があるんでしょう。そんなのありました?
>橙姐さん
原作では一番カッコイイですが、裏設定知ってると全てが、もの悲しい気さえして萌えますw
投稿: 師匠 | 2008/06/14 10:10
>効果的に入ってると映像化の旨味があるんでしょう
どちらかというと "逆効果" な感じ?
追加要素がいちいち "あざとい表現" というかステレオタイプというか分かり易すぎるというか。
「そこは分からないままでいいんじゃないの?」という部分に分かり易すぎる解釈が追加されてたり。
「そこはもっと膨らませるとか、アニメならではの別表現を模索したりしないの?」という部分はスルーだったり。
橙子さんの件はいずれ自然に知る機会があればその時に。その機会がなければそれはそのままで。
投稿: しにかけ. | 2008/06/14 10:56