福島第1原発4号機燃料プール冷却システムの復旧作業開始へ
福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの冷却システムがトラブルで停止し、東京電力は1日午後、復旧作業を開始する予定。
東京電力によると、6月30日午前6時半ごろ、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールで警報が鳴り、冷却システムが自動停止した。
東京電力は、トラブルの原因を電源のバックアップ装置の故障とみていて、1日午後、バイパスを通すなど復旧作業を行う予定。
正午現在のプールの水温は42.2度で、停止時よりおよそ9度上昇したが、保安規定上の上限の65度に達するには、2日ほどかかる見通し。
このプールには、1,535体の燃料が保管されている。