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◆巨人4―2中日(30日・東京ドーム) 巨人が中日に連勝し、カード勝ち越しを決めた。阿部の攻守にわたる活躍が光った。初回に2点適時打を放ってチームの4点先制劇につなげ、守っては9勝目を挙げた杉内ら4投手を好リードした。チームは4連勝で6月の成績は12勝7敗1分け。中日とのゲーム差がなくなり、6月7日以来の首位奪取が目前に迫った。
鬼気迫る表情でバッターに立ち向かった。マシソンは9回、150キロ台の直球で押して3人斬り。2点差を守り、2試合連続の3セーブ目を挙げた。「相手打者が僕を怖いと思ってくれるような積極的な投球ができた」。勝利のハイタッチでは、いつもの柔らかい笑顔に戻っていた。
クローザーの経験は豊富だ。2010年にフィリーズ傘下3Aで26セーブを挙げた。ここまで28試合、30イニングに登板し、防御率は1・50と安定した成績を残して“大役”に抜てきされた。日本を愛し、真摯(しんし)な姿勢で「野球」に取り組んできた証しだった。
日本での奮闘が海を越えて伝わった。5月のこと。代理人を通じ、マシソンに1本の電話が入った。「来年、ウチでやらないか?」。小さい頃からファンだった米大リーグ、マリナーズからのオファーだった。マシソンはその誘いを断った。「ありがたい話だが僕は日本で成功したい。来年も巨人でプレーできるように頑張る。米国に戻ることは考えていない」。決意を持ってやって来た日本の野球に敬意を表し、活躍を誓った。
マシソンの状態が上がったことで「勝利の新方程式」は強固になった。7回を山口に任せて、開幕から15セーブを挙げていた西村は8回に投入した。原監督は新たな継投パターンについて「マシソンが(西村より)上、という考え方ではない。(西村は)クローザーにいてくれるのもありがたいが、セットアッパーでいてくれた方がチームに安定感がある」と説明。西村と山口については「(7、8回を)どちらでいこうかとなると、いろいろな形が考えられる」と、同点の場面やイニングまたぎなど柔軟に起用する狙いもある。連投がきくのも両投手の強みだ。防御率0・24の山口、1・88の西村、そしてマシソン。どの球団もうらやむ、盤石のブルペンが形成されてきた。
(2012年7月1日06時03分 スポーツ報知)
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