ニュース詳細
タレントの小野ヤスシさん死去6月29日 7時39分
K10031966811_1206290910_1206290912.mp4
軽妙な語り口で親しまれ、テレビ番組の司会や出演者として幅広く活躍したタレントの小野ヤスシさんが、２８日夜、腎うがんのため、都内の病院で亡くなりました。
７２歳でした。
小野さんは、鳥取県境港市出身で、ロカビリーバンドのザ・ドリフターズのメンバーとしてボーカルを担当しましたが、脱退した後、昭和３９年にコミックバンド「ドンキーカルテット」を結成しました。
音楽とコントで話題となり、「鳥取県が生んだ２０世紀最大の芸術家」をキャッチフレーズに、一躍お茶の間の人気者となりました。
昭和４６年に解散した後はテレビや舞台で司会者やコメディアンとして活躍し、中でも芸能人をドッキリさせるテレビ番組の司会では、気さくな人柄と軽妙な語り口で親しまれました。
平成７年には地元の鳥取県から参議院選挙に立候補しましたが落選し、その後もテレビや舞台、映画への出演を続けていました。
小野さんは、３年前に腎うにがんが見つかり、手術を受けていました。
しかしその後も入退院を繰り返し、２８日夜、入院先の都内の病院で亡くなったということです。
同窓生・司葉子さん“とても残念”
小野ヤスシさんと同じ鳥取県境港市出身で高校の同窓生としても親交があった女優の司葉子さんは「毎年夏に東京都内で行われる高校の同窓会でお会いしていましたが、ここ数年、『体調を壊してしまった』と話していたので気になっていました。小野さんはとてもたくましく、にぎやかな語り口で周りを元気づける存在だったので、亡くなったと聞いてとても残念です」と話していました。
小野ヤスシさんと同じ鳥取県境港市出身で高校の同窓生としても親交があった女優の司葉子さんは「毎年夏に東京都内で行われる高校の同窓会でお会いしていましたが、ここ数年、『体調を壊してしまった』と話していたので気になっていました。小野さんはとてもたくましく、にぎやかな語り口で周りを元気づける存在だったので、亡くなったと聞いてとても残念です」と話していました。
小野ヤスシさんが、ロカビリーバンドのザ・ドリフターズに所属していた当時から親交があった、タレントの加藤茶さんは、入院中の小野さんのお見舞いに２８日も駆けつけたと言うことです。
加藤さんは「小野さんが逝くとは残念です。盟友との思い出は数知れず、今はただただご冥福をお祈りいたします」というコメントを出しました。
［関連ﾆｭｰｽ］
|
［関連リンク］ |
|