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国際
【朝鮮半島ウオッチ】日韓関係は“冷凍状態” 今夏ソウルで反日炎上の恐れも
慰安婦問題での日本の立場は、1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決された」としてはっきりしている。韓国では昨年8月、憲法裁判所が「政府が請求権問題を日本と交渉しないことは違憲」との判断が出て、世論がぐっと前のめりになった。特に左派系の非政府組織(NGO)からは「謝罪要求!」「国家賠償!」と再交渉を求める声が強まっている。
昨年12月中旬、京都での日韓首脳会談で、野田首相は「この問題はすでに法的に解決している」と明言した。李大統領はこれに強く反発し、1時間の会談時間中、40分も慰安婦問題を取り上げて日本を批判した。
今年5月中旬に行われた北京での日韓首脳会談では、慰安婦問題に深入りしなかったものの、外交当局間の冷ややかなムードは修復どころか、「“冷凍状態”」(関係筋)に陥ってしまった。
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