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【ゴルフ】

石川遼組は引き分け

2012年7月1日 紙面から

17番でチップインバーディーを決めた石川遼

写真

◇日韓対抗戦ミリオンヤードカップ<第2日>

 ▽30日、長崎・パサージュ琴海アイランドGC(7066ヤード、パー71)▽晴れ時々雨、気温28・6度、風速5・9メートル▽20選手▽観客3634人

 2年ぶりVへ日本が窮地に陥った。2人のいい方のスコアを採用するフォアボール形式で5試合を行い、日本は石川遼(20)=パナソニック=と深堀圭一郎(43)=フォーラムエンジニアリング=組が引き分けたが、残りは4敗。通算成績は1勝8敗1分けとなり、韓国に7ポイントの大量リードを奪われた。圧倒的不利に追い込まれたが、青木功主将(69)はネバーギブアップを宣言。最終日のシングルス10試合で奇跡の大逆転を狙う。

 1勝が遠かった。最終18番、遼の8メートルのバーディーパット。決めれば勝ち、外せば引き分けの一打は、無情にも右へそれた。「上って下って、また上るライン。決めたかった…」。日本勢唯一の得点となる0・5ポイントに、遼は複雑な表情を浮かべた。

 熱戦だった。序盤で2打のリードを奪われたが、中盤で逆転。終盤は互いにスコアを伸ばし合った。遼も14番で12メートル、17番で7メートルのバーディーパットをねじ込み、派手なガッツポーズ。「久々にいいパット。文字通り手に汗握る戦いだった」。闘志を前面に出したが、相手も負けじとバーディーを奪取。互いに引かなかった展開に「韓国は本当にメンタルが強い」とうなった。

 これで2日を終えて遼・深堀組は1敗1分け。チームも1勝8敗1分けと韓国に大差をつけられた。逆転には最終日のシングルス戦10試合で全勝するか、9勝1敗、8勝2分けと大勝するしかなくなった。まさに絶体絶命の窮地に青木主将は試合後に緊急ミーティング。「ケツに火がついた状態。もう消すしかないぞ」とゲキを飛ばした。

 試合後の記者会見では、あまりの大差に韓国チームのチョ主将に「現状でのコメントは控えたい」と気遣われる始末。青木主将は「ネバーギブアップで、全勝するつもりでいく」と猛反撃を誓った。ホームで見舞われた大敗危機。2年ぶりのV奪回へ、奇跡をあきらめるわけにはいかない。 (寺西雅広)

 

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