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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【サッカー】レイソル酒井は圧勝で花を添える ラストゲームは鬼門で勝った2012年7月1日 紙面から ◇J1第16節 柏6−2G大阪ロンドン五輪代表候補2人がJリーグに別れを告げた。ドイツ1部・ニュルンベルクに移籍するC大阪MF清武弘嗣(22)はホームでの浦和戦に後半36分までプレーし同ハノーバーに移籍する柏DF酒井宏樹(22)はアウェーのG大阪戦にフル出場。両選手は1日の同便で渡独の予定。また、同代表候補の名古屋FW永井謙佑(23)は横浜M戦で同点弾。2日の代表発表を前に4戦連続の計6得点と猛アピールした。 最後は鬼門の万博で、9年ぶりに勝った。ここ7戦6勝1敗。「僕の移籍が決まってから負けなし。みんなに感謝したい」。酒井はラストマッチの勝利が決まると、全選手と抱き合った。その後には、サポーターに「いつも『頑張れ』と聞こえてきた」と拡声器で別れのあいさつをした。 今季最多6得点のゴールラッシュ。体を張った守備をした背番号「4」の“卒業式”に、仲間が花を添えてくれた。MF沢がプロ初のハットトリックを達成し、酒井と同期のFW工藤も得点を挙げるなど、チームは4位に浮上した。 酒井にとっては、忘れられない会場だった。2010年11月17日、天皇杯4回戦のG大阪戦。ミスが目立ち、延長戦では自身の右サイドを徹底して攻められ、1−4で敗れた。「あのころはまだ初心者みたいでした」。それから2年足らず。U−23日本代表、日本代表に名を連ね、念願の海外移籍も実現した。「みんなは(昨年に続き)クラブW杯の場に戻ると思いますが、ボクはテレビで見ます」。酒井はJ1連覇を期待する言葉で、10年間の柏生活を締めくくった。 (相原俊之) PR情報
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