2012-06-25 01:12:58
苦労+努力=幸福
テーマ:ブログなんかね、おいらって、バブリーなイメージがあるみたいなんだよね。
たしかに躁を抱えてるからね、ついつい金があったらあっただけ使っちゃうとこがあるとこは否定できない。
でもね、それって、やっぱうれしいからなんだよね。
生まれたときからずっとずっとハンパない貧乏だったからね。
悲しいながら、ビバ成金!的なんだよね。
今のおいらからは幼少時の貧乏って微塵も感じられないそうだけどね、むしろさぁ、そんなのこの歳になってまでずっと引きずってる方がどうかと思わない???
ブログの自己紹介に書いてることは全部ホント。
おいらは高校入学からずっと学費と生活費は自分でやりくりした。
高校のときにもらってた奨学金は大学に通いながら返済し、大学のときの奨学金は大学院に進学してから、さまざまな研究助成金や懸賞論文の採択なんかを受けて返済した。
だけど、大学院の間は基本的に毎日3時間前後の睡眠時間だけでひたすら勉強に浸ってたんで、バイト代も全部書籍費になってたから、修士課程の分を博士課程のときに返済するのが精一杯で、博士課程の分は終了後に何とかするしかなかったんだよね。
で、大学院博士課程のときにもらった日本育英会の奨学金の総額が381万6000円。
普通のサラリーマンが借金したら、利息だけでもえらいことになるよね。
おいらも研究機関にストレートで何とか就職できたんで、特別免除職就職届を提出して、返済猶予措置をずっと受け続けて、2010年になるまでの15年間継続して返済を猶予され、晴れて、全額特別免除になる要件を満たすことができて、もう猶予じゃなく、1円も返さないですむ、特別免除措置の適用を受けることができた。
2010年の8月3日にそのことを記事にしてるけど、その通知の写メがこれ。
おいらね、自分で今さら言うのも何だけどね、めっちゃ苦労をしてきたよ。うん。
それは絶対に嘘じゃない。電気だってガスだって止まるってのを身をもって知ってる。
給食費が払えなくて、クラスですごく惨めな思いをしたことも今でも忘れてない。
高校のときに、どうしても弁当を作るだけの材料がなくて、おからを砂糖と醤油で炒めただけで弁当箱に詰めて持って行って、隠しながらそれをかき込んでたら、体操部のマドンナ的な存在の美幸ちゃんって子が、隣のクラスの何人かの友達のところに弁当のおかず入れてくるの忘れた~って言って回って、自分の弁当箱の蓋におかずを1品ずつ入れてもらってきてくれた上に、あたし、ダイエットせんと、ほら、すぐ太るから、体操するのにヤバイから、あたしのも食べてくれへんかな~って微笑みながら、自分の弁当箱全部を差し出してくれたのを一生忘れてない。
美幸ちゃんが同じ高校時代の親友の嫁になったことを今でも祝福してる。
とにかく、貧乏から抜け出したかった。
毎日の食事と、毎月の生活がとりあえず何も心配しなくてすんで、それなりに欲しいものは普通に買えるような暮らしをしたいっていうのが究極の目標だった。
だけど、自分に特殊な才能や肉体が備わってないことは、小学生の頃からわかってた。
だから、ひたすら勉強した。それしか貧乏から抜け出す手段はないと思ってたから。
何とかそこそこの成績は努力の甲斐あって納めることができて、今、こうして8ケタの年収を得ることはできてる。
で、思うわけ。
苦労を知らないで育つのをどうこういう人がいるけど、知らずにすむんだったらそれにこしたことはないんだよ。
それにね、苦労するんだったら、それに見合った強さを身につけないともったいないんだよね。
そして、苦労するだけで終わったら、ただの苦労人なんだよね。
どうせなら、苦労しながら、努力もしなきゃね。
苦労して逆境での強さを身につけながら、努力した結果を出せたら、苦労人ってわけのわからない称号じゃなくて、努力家っていう意味のある称号が与えられるんだから。
名誉のために努力するのはおかしいんじゃないかってことくらいわかりきってる。
だけどね、名誉や金のためであっても、努力しないよりはした方が絶対にいいし、努力して名誉や金を手にしたんだったら、努力しないで手に入れられなかった人たちからとやかく言われる筋合いはないよね。
おいらの弁護士資格とかだってそう。
どんな努力もね、結果を出せた者だけがわかる感触ってのがあるんだよね。
ちゃんと計画性のある努力を無駄なくやってれば、普通に結果はついてくるってこと。
そんなことはない、どんだけ努力してもできない人だっているんだって反論を正当化しようとする人って必ずいるけど、そういう人ほど、まともなムダのない努力をしたことがないか、あるいは時間をかけるってことを忘れてる。
1を聞いて10を知ることができる人と1を聞いて2しか知ることができない人がいたとして、100知ることができれば合格できるんであれば、前者は10回聞けばいいけど、後者は50回聞かないといけない、ただそれだけのこと。
自分の資質、能力に見合った努力と継続させる時間さえあれば、身体的な才能を要求されるものでない限りは、ほとんど間違いなく結果は出せるんだよね。
だから基礎学力がそこそこあるのに、本気で努力しないやつを見るともったいないなぁって思う。
もちろん、そういう人もたくさんいるから、社会がピラミッド型で成り立ってるんだろうけど。
でも本当にやれる力をムダにしちゃってる人が結構いるんだよね。
ただの苦労人でおわらずに結果が出るまでとことん真剣に努力してみるってのは、決してダサいことじゃないと思う。
で、おいらは、今、とんとんの愛情をきっちり受け止めること、そしておいらの愛情をちゃんと伝えきることを学びながら、死ぬまでに何とか自分が目指してる穏やかで笑いの絶えない家庭を築くために鋭意努力中。
だけどなかなか上手くいかない・・・ちょっとしたすれ違いで凹んだり、嫉妬や猜疑心でいっぱいになっちゃったりする。
だけど決して諦めない。結果を出さないまま終わりたくないから。
結果を伴わない努力は存在しないって信じてるから。
1 ■無題
その努力ができる
忍耐力があるかどうか?
だと思う。
普通は、嫌になり逃げてしまうもん(笑)