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サイバー攻撃対策チーム発足6月30日 4時5分
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政府は中央省庁のホームページの一部が書き換えられるなどの被害が相次ぐなか、サイバー攻撃を受けた場合に、省庁の枠を超えて原因の調査や復旧作業の支援に当たる「緊急支援チーム」を発足させました。
今週に入ってから財務省などのホームページが一部書き換えられるなど、国際的なハッカーグループ「アノニマス」が関与したとみられるサイバー攻撃の被害が相次いでおり、政府は警戒を強めています。
こうしたなか、政府はサイバー攻撃を受けた場合に、省庁の枠を超えて対応に当たる「緊急支援チーム」を発足させました。
29日の発足式で藤村官房長官は「政府全体の情報セキュリティーを守る誇りと使命感を持って業務に当たってもらいたい」と訓示しました。
「緊急支援チーム」は、各省庁の情報システムの担当者らおよそ30人で構成され、サイバー攻撃によって政府機関の情報システムに深刻なトラブルが起きた場合、被害の拡大防止や原因の調査、復旧作業の支援などに当たることになっています。
政府は「緊急支援チーム」を中心に、情報セキュリティーの強化策についても検討することにしています。
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