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整備新幹線 3区間着工認可へ
6月27日 18時6分

整備新幹線 3区間着工認可へ
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整備新幹線で未着工となっている北海道、北陸、九州の3つの区間について、国土交通省は今週中にも着工を認可する方針を固めました。

新たに認可されるのは、整備新幹線で未着工となっていた、北海道の札幌-新函館間、北陸の金沢ー敦賀間、九州の長崎-諫早間の3つの区間です。
これらの区間について国土交通省は、事業に採算性があることや、地元自治体から同意が得られたことなど、着工に必要な条件をすべて満たしたことを確認しました。このため国土交通省は、27日午後、民主党の国土交通部門会議に報告するとともに、政務三役に諮ったうえで、今週中にも着工を認可する方針を固めました。
国土交通省は、今年度中にも工事に必要な測量などを開始する予定で、北海道は平成47年度、北陸は平成37年度、九州は平成34年度の開業を目指すことにしています。
3つの区間の総事業費は、3兆400億円で、このうち2兆円余りを国や自治体が負担することになります。
整備新幹線の着工認可は今回4年ぶりで、民主党政権になって初めてですが、国民に負担を求める消費税率引き上げ法案が26日衆議院で可決されたばかりのため、今後、国の財政支出の在り方が論議を呼びそうです。

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