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復元作業で顧客データが他人に6月30日 17時19分
ヤフーの子会社が5000以上の企業などから預かった大量のデータを消失させた問題で、データの復元作業の際に最大で2000以上の顧客のデータの一部が、誤って別の顧客に提供された可能性があることが分かりました。
この問題は、大阪に本社があるヤフーの子会社「ファーストサーバ」が、今月20日、保守作業の際のミスで、5000以上の企業や個人などから預かったデータを消失させたものです。
この会社が、消失した顧客のデータを復元しようとした際、誤って一部が別の顧客のデータに紛れ込み、そのまま提供されたケースがあることが分かりました。
これまでに確認されたケースは2件ですが、会社によりますと、最大で2308の顧客のデータの一部が、別の145の顧客に提供された可能性があるということです。
プログラムの内容を十分理解しないまま復元作業を行ったことが原因とみられ、会社は、顧客にデータの削除を依頼するとともに、どれくらいの情報が誤って提供されたのか状況の把握を急いでいます。
ファーストサーバは「このような事態を起こし、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわびします」と話しています。
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