トップページ社会ニュース一覧中間貯蔵施設 基本設計めど立たず
ニュース詳細

中間貯蔵施設 基本設計めど立たず
6月30日 12時1分

中間貯蔵施設 基本設計めど立たず
K10032309811_1206301211_1206301232.mp4

原発事故で広がった放射性物質の除染で出る土を保管する中間貯蔵施設について、国が来月から予定していた基本設計を始めるめどが立っていないことが分かりました。設置場所の選定を巡る国と福島県の自治体の協議が難航しているためで、国の工程表に遅れが出る可能性が高くなっています。

除染で出る土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省の工程表では、今年度中に設置場所を選定し、平成27年1月以降に土などの搬入を始めることになっています。
環境省はことし3月、福島県の大熊町、双葉町、楢葉町の3つの町に施設を建設する考えを示し、理解を求めてきました。
しかし、協議は難航し、いずれの町の同意も得られていません。
このため、国の工程表で来月から予定していた施設の構造や規模、それに工事の費用を算定する基本設計を始めるめどが立っていないことが分かりました。
事前に必要な候補地の地質などを調べる現地調査も、地元の了承が得られておらず、工程表に遅れが出る可能性が高くなっています。同意が得られない状態が続けば、用地の取得や施設の建設など計画全体が遅れるおそれもあります。これについて、環境省は「中間貯蔵施設ができなければ除染が進まない。施設の必要性に理解が得られるよう繰り返し説明に努めるしかない」と話しています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ